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47都道府県「おらが村の女偉人伝」愛知県・太田朋子/ノーベル賞級の研究業績
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2020.12.22 16:00 最終更新日:2020.12.22 16:00
新型コロナウイルスの感染拡大で、年末も里帰りがしづらい状況に。「郷土愛」は、かつてないほど高まっているはず。ところで、その故郷が生んだ女傑をご存知ですか? そこで本誌が、47都道府県にまつわる「おらが村の女偉人伝」をお届け。今回は、愛知県。
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【愛知県】太田朋子(87)
集団遺伝学研究の第一人者で、日本人女性として初めてアメリカ芸術科学アカデミーの外国人名誉会員に選ばれたのが、太田朋子だ。
1933年に愛知県西加茂郡三好町(現在の、みよし市)に生まれた太田は、東京大学農学部卒業後の1967年に国立遺伝学研究所に入所。遺伝子の突然変異は生物にとって有利でも不利でもないという「中立説」を深化させた。2015年、81歳でクラフォード賞(ノーベル賞が扱わない科学領域の研究者を表彰する賞)を受賞。
写真・朝日新聞
(週刊FLASH 2020年12月1日号)