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47都道府県「おらが村の女偉人伝」鳥取県・碧川かた/『赤とんぼ』作詞家の母にして女性運動家

ライフ・マネー 投稿日:2020.12.31 16:00FLASH編集部

47都道府県「おらが村の女偉人伝」鳥取県・碧川かた/『赤とんぼ』作詞家の母にして女性運動家

 

 新型コロナウイルスの感染拡大で、年末も里帰りがしづらい状況に。「郷土愛」は、かつてないほど高まっているはず。ところで、その故郷が生んだ女傑をご存知ですか? そこで本誌が、47都道府県にまつわる「おらが村の女偉人伝」をお届け。今回は、鳥取県

 

【鳥取県】碧川かた

 

 

 鳥取県の偉人は、童謡『赤とんぼ』を作詞した詩人・三木露風の母としても知られる、婦人運動家の碧川かた。1872年に元鳥取藩家老の娘として生まれた碧川は、16歳で結婚して露風を生むが、夫の浮気が原因で離婚。息子と生き別れ、自立のために看護師となった。

 

 やがて女性の権利向上に目覚め、1920年に「婦人社会問題研究会」を結成。3年後には「婦人参政同盟」を結成し、婦人参政権の獲得に、その生涯をささげた。

 

写真・公益財団法人 霞城館

 

(週刊FLASH 2020年12月8日号)

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