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47都道府県「おらが村の女偉人伝」岡山県・武岡鶴代/国立音楽大学の創立メンバー

ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2021.01.01 16:00 最終更新日:2021.01.01 16:00

47都道府県「おらが村の女偉人伝」岡山県・武岡鶴代/国立音楽大学の創立メンバー

 

 新型コロナウイルスの感染拡大で、年末も里帰りがしづらい状況に。「郷土愛」は、かつてないほど高まっているはず。ところで、その故郷が生んだ女傑をご存知ですか? そこで本誌が、47都道府県にまつわる「おらが村の女偉人伝」をお届け。今回は、岡山県。

 

 

【岡山県】武岡鶴代

 

 武岡鶴代は、大正から昭和にかけて活躍したソプラノ歌手だ。1895年、岡山県東南条郡林田村(現在の津山市)に生まれた武岡は、1917年に東京音楽学校本科声楽科を優秀な成績で卒業し、声楽家としてデビュー。日本初の四重唱団「沢崎クヮルテット」に参加する。

 

 その後、音楽学校設立に尽力し、東京高等音楽学院(現在の国立音楽大学)が創立された。同大では、声楽と器楽でもっとも優秀な女子に、卒業時に「武岡賞」が与えられる。

 

写真・朝日新聞

 

(週刊FLASH 2020年12月8日号)

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