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47都道府県「おらが村の女偉人伝」徳島県・立木香都子/歴史的写真館を切り盛り
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2021.01.05 16:00 最終更新日:2021.01.05 16:00
新型コロナウイルスの感染拡大で、年末も里帰りがしづらい状況に。「郷土愛」は、かつてないほど高まっているはず。ところで、その故郷が生んだ女傑をご存知ですか? そこで本誌が、47都道府県にまつわる「おらが村の女偉人伝」をお届け。今回は、徳島県。
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【徳島県】立木香都子(かつこ)
NHK連続テレビ小説『なっちゃんの写真館』の主人公のモデルとなった立木香都子は、立木写真館の3代目だ。
1915年に生まれた立木は、親から写真館を引き継ぎ、男性中心だったカメラマンの世界で、仕事と家庭を両立させた。
同写真館は、地元の文化サロンの役目も果たし、現在は当たり前となった「結婚式の前撮り」を始めた。次男の立木義浩は、カメラマンとして活躍している。立木写真館は、少子高齢化やデジタルカメラ普及の影響もあり、2020年に破産した。
写真・朝日新聞
(週刊FLASH 2020年12月8日号)