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47都道府県「おらが村の女偉人伝」香川県・齋賀富美子/日本人初「国際刑事裁判所」の裁判官

ライフ・マネー 投稿日:2021.01.06 16:00FLASH編集部

47都道府県「おらが村の女偉人伝」香川県・齋賀富美子/日本人初「国際刑事裁判所」の裁判官

 

 新型コロナウイルスの感染拡大で、年末も里帰りがしづらい状況に。「郷土愛」は、かつてないほど高まっているはず。ところで、その故郷が生んだ女傑をご存知ですか? そこで本誌が、47都道府県にまつわる「おらが村の女偉人伝」をお届け。今回は、香川県

 

【香川県】齋賀富美子

 

 

 国際刑事裁判所(ICC)の裁判官に、日本人として初めて選出されたのが齋賀富美子だ。1943年に香川県丸亀市に生まれた齋賀は、東京外国語大学卒業後の1966年に外務省に入省。国連代表部公使、在デンマーク日本国大使館参事官などを歴任し、1998年には埼玉県副知事も務めた。

 

 2005年、日本人初の国連人権担当大使となる。これらの実績が評価され、2007年にICCの裁判官選挙で1位当選する。しかし2009年、心不全により亡くなってしまった。

 

写真・朝日新聞

 

(週刊FLASH 2020年12月8日号)

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