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47都道府県「おらが村の女偉人伝」高知県・田内千鶴子/韓国孤児たちの“母”

ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2021.01.08 16:00 最終更新日:2021.01.08 16:00

47都道府県「おらが村の女偉人伝」高知県・田内千鶴子/韓国孤児たちの“母”

写真・朝日新聞

 

 新型コロナウイルスの感染拡大で、年末も里帰りがしづらい状況に。「郷土愛」は、かつてないほど高まっているはず。ところで、その故郷が生んだ女傑をご存知ですか? そこで本誌が、47都道府県にまつわる「おらが村の女偉人伝」をお届け。今回は、高知県

 

 

【高知県】田内千鶴子

 

 高知県の偉人は、韓国で3000人以上の孤児を守り育て、「韓国孤児の母」と呼ばれている田内千鶴子だ。1912年に高知県高知市若松に生まれた田内は、7歳のとき、朝鮮総督府官吏の父に連れられ朝鮮半島に渡る。

 

 成人後、尹致浩が運営する児童養護施設の共生園で活動を始め、1938年に尹と結婚。その後、夫婦で施設を運営していたが、夫が朝鮮戦争で行方不明になったあとも、共生園を守り続けた。韓国での葬儀には、3万人が出席したという。


写真・朝日新聞

 

(週刊FLASH 2020年12月8日号)

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