ライフ・マネー
【頭の体操】風流な会話に隠された謎
■問題
AさんとBさんの2人が、不思議な会話をしている。
A「春ね。蕗(ふき)や、土筆(つくし)、見たいわ」
B「芹や、桜の花芽もね」
A「もちろんよ。おひまなら、さあ」
B「出かけましょ、そっちへ。泉に」
A「湯けむりを、ほのかに染めて」
B「夕日あふれるところ」
A「越せぬエベレスト」
B 「狸、和音を、吠えむ」
A「う……」
2人の会話はここで途切れてしまった。いったい何が起こったのだろう?
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↓(解答は下にあります)
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■解答
2人は、いろは歌のように、仮名文字を一度ずつだけ使いながら話していたが、仮名文字を使いきってしまったのだ。
■解説
いろは歌の原理を会話に応用した問題だ。「う……」で終わっているため、直前の「狸、和音を、吠えむ」にタネがあると考えた人が多かったのでは。
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