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IT弱者のための「スマホプラン見直し」YES/NOで最適プランが判明【チャートあり】

ライフ・マネー 投稿日:2021.02.10 16:00FLASH編集部

IT弱者のための「スマホプラン見直し」YES/NOで最適プランが判明【チャートあり】

武田総務相(52)が携帯料金の引き下げを陣頭指揮(写真・毎日新聞/アフロ)

 

 菅義偉首相(72)肝煎りの「携帯電話料金引き下げ」の要請を受け、携帯電話各社は次々と破格の新料金プランを発表している。だが、自分が契約しているプランすらもあやふやで、「どう選べばよいのかわからない」という方も多いはず。

 

 そこで本誌は、スマホジャーナリストの石川温氏(45)にチャート作成を依頼。スマホの料金プラン選びのコツを聞いた。

 

 

 まず注目したいのは、au、ドコモ、ソフトバンクの大手3社(3大キャリア)による、オンライン専用の新プランだ。これらは、契約の申し込みやサポートをオンラインに限定することで、月間で使える通信量は20GBもあるのに、月額税抜き3000円以下という低料金を実現している。

 

「auの『povo』、ドコモの『ahamo』、そしてソフトバンクの『SoftBank on LINE』ですね。3つのプランを比較すると、細かい違いはありますが、料金やサービス内容はほぼ同じ。これらオンライン専用の新プランに乗り換えるなら、auならauの新プラン、ドコモならドコモの新プランというように、自分が契約しているキャリアの新プランに乗り換えるのがおすすめです」(石川氏・以下同)

 

 だが、オンライン専用プランは、全員にすすめられるわけではないという。

 

「たしかにオンライン専用プランはお得ですが、新型コロナの影響でスマホの使い方が変わった人も多いはず。たとえば映画やゲームに費やす時間が増えて20GBではぜんぜん通信量が足りない人は、無制限プランを考慮すべきです。

 

 今回、3大キャリアともデータ使い放題のプランが月額6600円程度に値下げされています。また、在宅勤務が増えたことで、スマホはほとんど自宅のWi-Fiに繋げて利用しているという人は、『UQ Mobile』や『Y! mobile』といったサブブランドの低容量プランもおすすめです。

 

 さらに、Wi-Fiという言葉の意味がそもそもわからない、スマホでトラブルがあった際、Googleなどで検索し、自分で解決することができないという人は、携帯ショップでサポートを受けられるプランを選ぶべきでしょう」

 

 一方、3大キャリア以外の “格安スマホ” はどうか。

 

「3大キャリアの料金が下がったことで、相対的に優位性が崩れました。しかし、オプテージの『mineo』が最大通信量20GBで1750円(税抜き、以下同)などの新プランを打ち出したように、今後、各社が対抗プランを発表する可能性もあります」

 

 1月29日には楽天モバイルが4月開始の新プラン「Rakuten UN-LIMIT 6」を発表した。従来の “通信量無制限で2980円” は同じだが、20GB以下で1980円、3GB以下で980円、そして1GB以下で驚きの0円という段階制だ。

 

「楽天モバイルには、自前エリアの拡大など課題もありますが、今回の新プランは幅広いニーズの受け皿になり得ます。

 

 いずれにしても、今のうちに自分の月々のデータ使用量や通話時間などをチェックし、サービスが開始される2021年の春にいずれかの新プランへ切り替えれば、確実に携帯料金を安くできるはずです。面倒だからと放置すると、損をし続けることになります」

 

 まずはスマホの使い方を把握することが、おトクへの近道というわけだ。次のページでは、石川氏監修のチャートと、各選択肢の解説を掲載する。

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