【写真deクイズ】ニッポン上から下まで「ここはどこ？」黄金が張りめぐらされた和空間

　答えは愛知県名古屋市にある「名古屋城」です！

　関ヶ原の戦いに勝利した徳川家康が、1610年に築城を開始。完成後は、家康の子・義直が初代藩主として入り、名古屋城から大坂冬の陣・夏の陣へ出陣し、豊臣家を滅ぼしました。

　その後も、尾張徳川家の居城として、江戸時代が終わるまでの260年間栄え続けます。

「戦国時代の城は、攻めにくさを重視した複雑な構造になりがちですが、名古屋城は少し違います。

　一見直線的でシンプルなつくりながらも、橋を本丸から攻撃できるようにしたり、城内の各区域を独立させたりすることで、敵が侵攻しづらい構造となっています。

文化的に高い価値を持つとして、城郭として国宝第1号に指定されています。

1945年の名古屋大空襲により、多くの建造物を失いましたが、1952年、国内屈指の城郭として、あらためて国の特別史跡に。

　1959年には、金のシャチをかかげた五層の大天守閣と小天守閣が再建されました」（広報担当者）

写真提供・特別史跡名古屋城