答えは、長崎港から20kmほどの位置にある「軍艦島」です!
正式には「端島」と言い、島を取り囲む堀と、高層鉄筋コンクリートがそびえたつ外観が軍艦「土佐」に似ていたことから、「軍艦島」と呼ばれるようになりました。
「最盛期の1960年頃には、約5300人もの住人がいました。学校や病院のほか、映画館のような娯楽施設もそろっていたんです。近代化が進み、石炭から石油へ主要エネルギーが移行したことによって1974年に閉山し、すべての島民が島を出ていきました。
長らく立ち入り禁止でしたが、現在は島の一部を整備し、限られたエリアに上陸できるようになっています。2015年には、『明治日本の産業革命遺産』の一部として、世界遺産として登録されました」(広報担当者)