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【頭の体操】靴ケースに書かれた文字から中身を当てられるか
■問題
ある靴屋の主人は、大のパズル好きだった。同形の高級靴3足を左右ばらばらにして、3つの箱に入れた。それぞれの箱には、「左左」「右右」「右左」という文字が書かれていたが、文字とその箱の中身とは1つも合っていなかった。
さて、どの箱でもよいが、ただ1つの箱をあけ、片方の靴を取り出して、その靴の左右を調べるだけで、全部の箱の中身を当てるにはどうするか。
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↓(解答は下にあります)
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■解答
「右左」と書いてある箱から1つ出せばよい。書いてある文字は、中身とちがっているのだから、この箱には、<右右>か<左左>が入っているはずである。したがって、出した靴が右なら<右右>、左なら<左左>となる。
この箱が<右右>なら、<左左>はどの箱になるか。残っている箱の文字は「右右」「左左」であるから、文字が中身と合わないという条件から、<左左>は「右右」の箱にはいっていることがわかる。
とすると、残りの<右左>は、「左左」の箱となる。最初の箱が<左左>でも、同様にすべての箱の中身がわかる。
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■できなかった人への宿題
この問題で、3つの箱のうち、1つだけが箱の文字と中身がちがっていたという設定はありうるか。
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↓(解答は下にあります)
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〔答〕ぜったいにありえない。中身が違うということは、入れかわっているということだから、かならず、2つ以上の箱が中身と違ってくるはず。
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