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【頭の体操】140kgの塩を90kgと50kgにとり分けるには
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2021.07.04 16:00 最終更新日:2021.07.04 16:00
■問題
ここに上皿天秤がある。両方の皿に同じ重さの物をのせたときに、ちょうどつり合う天秤で、重さの目盛りはない。
いま、140kgの塩と、7kgのおもり、2kgのおもりが1つずつある。上皿天秤を3回使って、この塩を、90kgと50kgにとり分けるにはどうすればよいか。
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↓(解答は下にあります)
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■解答
<1回め>
塩を半分ずつのせてつり合わせると70kgずつに分けられる。
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<2回め>
70kgを同様にして35kgずつに分ける。
<3回め>
いっぽうに7kgのおもり、もういっぽうに2kgのおもりをのせ、さらに、35kgの塩を適当に両方の皿にふり分けてつり合わせる。こうしてつり合った天秤は、両方に22kgずつのっていることになり、塩は20kgと、15kgにとり分けられる。
この15kgを2回めで分けた35kgに加えれば50kg、残りの塩を全部合わせれば90kgになる。
(このほか別解が2つほどある)
■解説
はかられるもの(塩)に、はかるもの(おもり)という逆の役割をあたえることができるかどうか。停電の夜、読み終えたページをつぎつぎに引き裂いて燃やし、それを明かりにして本を読んだ人がいるそうである。窮したとはいえ、この役割の逆転はみごとなものといわねばなるまい。
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