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【荒木師匠の実践!婚活道】オレ様に洗脳される女子の「ナゼ?」を分析
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2021.09.13 16:00 最終更新日:2021.09.13 16:00
私はいつも、あたたかくて家庭的な「温泉男子」を選べと婚活女子には言っていますが、そういうと「生理的に無理な人は無理なんです」とよく相談されます。誰も、生理的に無理な人と結婚しなさいとは言ってません。生理的にOKだけど温泉男子っているんですよ。
今日は温泉男子とは真逆な洗脳男について考えましょう。
人生にはいろいろ悩みがつきものですが、恋愛でこじらせてたり悩んでいる女性は、つい変な人とくっついちゃったりしがち。そう、いわゆる心の隙間に入り込むというか、魔が差すとかそういうのです。
夫婦は、世間がなんと言おうと2人が愛し合って仲がよければそれでいいじゃないかというのが本来ですが、残念ながらそうとは言い切れない場合があります。
洗脳男の手法でアリガチなのが、「2人で共通の仮想敵」を作ることによって女性の信頼を勝ち取ること。カルト宗教なんかもこのパターンですね。悩みがある人、弱ってる人は仮想敵を打ち立て、それに向かって一緒に戦おうというストーリーを目の前に置かれると、あらら、勝手にドラクエの世界にエントリー(笑)。
ヤバいかどうかのポイントは「親やそれまで仲よかった親族や友人と疎遠になる」です。
これまで何十年も愛情を注いでくれた親やマトモな感覚の友人たちは、洗脳しようとする側からは邪魔なのです。目を覚まされたら困るから。「この世に味方はオレ1人だ」と思わせることが洗脳を強固なものにする重要ポイント。女性が悩んでいるところに「そうだそうだ!」と一緒に怒ったり、同調すると、女性は感謝して完全に心を掴まれてしまいます。実際は煽ってるだけなんですけどね。
いわゆる不良とか悪い男とか、見た目がまともな場合は、最初ヤバいと本人も周囲も気づかないことが多々あります。こればっかりは、実際に付き合う以外に、見分け方はありません。
では、どうして自分には悩みがあるのか? というと、実は親やお局がアナタにストレスを与えているのではありません。自分のストレス製造マシーンは自分自身なのです。「一人で強く生きるのはイヤだ」「傷ついた私を守ってくれ!」というインナーチャイルド(6歳のときの子供の心=感受脳)の思考があって、その潜在意識の声に振り回されている状態ですね。親や世間からもっと愛されたい、注目を集めたい、愛を感じたいと、インナーチャイルドはいつも寂しがってるのです。
基本、洗脳男はいわゆる肉食系のなかに潜んでいます。もちろん、肉食男子全員がそうではないのですが、その特徴について説明しましょう。
(1)基本オレ様
(2)マイルールに女性を合わせさせる
(3)頼りになりそうだが、女性の希望を叶えるワケではない
(4)最終的に自分の利得しか考えていない
(5)利用価値のある女性には、最初、優しく近づいてくる
要は「オレ様教の教祖様」なのです。女性って、オレ様って頼りになるとか、リーダーシップがあって男らしいとか感じる人が多いのですが、たいていの場合、9割以上のオレ様はクズです。本当に親分肌で部下とかに「なにかあったらオレが責任取るからガーンと営業してこい!」とかいう昭和の親分みたいなのは100人に1人程度。
ふだんのキャラは優しめなオレ様もいれば、怖い系もいます。ただ、優しめだろうが怖い系だろうが、あくまでも表面的な態度であり、どっちでも最終目的は一緒です。腹の中は女性を洗脳した後にお金や地位や名誉や性欲など、なんらかのメリットを得ようという自分都合の欲を満たすために動いています。どっちもロクなものではありません。
本当に男らしい男というのは、実は草食のなかに多く存在していて、アナタの幸せのために動いてくれます。女性に尽くすこと、女性を守ることが当たり前にできて、そのスイッチが備わっている人。
温泉男子はひたすらぬるい温泉のような幸せを毎日同じ温度で提供してくれます。むしろ敵なんていない世界を作れるのが温泉男子でしょう。
敵を作って強い絆を感じたいというマイナスから上がるドラマを作りたいのは、実は自分自身であり、悲劇のヒロインをやりたいのはあなたの潜在意識です。未来の自分を幸せにできるのは今の自分だけです。彼氏や夫ではありません。これまでどんなにつらいことがあっても、明日以降の自分の幸せのために生きてください。
荒木師匠
1990年代、一世を風靡したディスコ「ジュリアナ東京」で元祖お立ち台ギャルとして人気に。アナウンス学校出身で、司会、ナレーション、イベントコンパニオンなどを経てバラエティタレントに。その後、銀座で母親とバーラウンジを20年経営。芸能界と銀座のノウハウを恋活・婚活に使えると考え、婚活セミナー講師に。2014年より女性向け婚活塾「東京美女活工房」をスタートさせた