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医師が実名で語った「私のがん体験」抗がん剤で本をめくれないほどのダメージが/唐澤久美子医師

ライフ・マネー 投稿日:2021.11.07 20:00FLASH編集部

医師が実名で語った「私のがん体験」抗がん剤で本をめくれないほどのダメージが/唐澤久美子医師

唐澤久美子医師

 

 自身の病巣を冷静に診る医師としての顔、ショックで怯える “患者” としての顔――。がんになった医師たちが、その体験を赤裸々に語った。病院や治療法をどう選んだのか、苦しみをどう乗り越えたのか。そして、どんな “がん名医” が彼らを治療したのか!?

 

 58歳で乳がん(ステージ2)になった東京女子医科大学病院 放射線腫瘍科教授・基幹分野長の唐澤久美子医師(62)。

 

 

 ある日の入浴中、唐澤久美子医師は乳がんに気づいた。

 

「『ヤバい!』と思いました。私は乳がんの専門医で、人に触診をすすめる立場です。それなのに、私自身が触診をできていなかったわけですから」

 

 世界初の乳がん重粒子線治療をおこなったことで知られる唐澤医師の、がんの大きさは2cmになっていた。

 

「治療の方針は自分で考え、術前に抗がん剤を投与し、乳房部分切除の手術と、温存乳房への放射線治療という標準治療を選択しました。担当医は、親しい医師だとお互いにやりにくいと思い、 “知っているが親しくはない” 先生にお願いしました」

 

 しかし、抗がん剤の副作用は想像以上だった。

 

「下痢と白血球減少があまりにひどく、2種類めの抗がん剤の際は、緊急入院しました」

 

 そのため、担当の乳腺科医と相談し、手術と放射線治療を先におこない、その後に抗がん剤を続けることにした。

 

「抗がん剤治療を再開するにあたり、前回の経験から、標準的な強い抗がん剤での治療では、日常生活すら維持できないと考えていました。そのさなか、医学部長への就任を要請されたのです。『副作用に襲われながら抗がん剤治療を続ければ、医師・学部長の職務をまっとうできない』と思いました」

 

 そこで、唐澤医師は知人の腫瘍内科医に相談。副作用が比較的少ない内服の抗がん剤に切り替えた。だが、その抗がん剤でも、下痢や本のページをめくれないほどの手指へのダメージがあった。

 

「医学的に推奨される “生存率が高い治療” が、必ずしも患者の人生をよくするとはかぎりません。自らのがんの体験を通じて、私はそのことを再認識しました」

 

【私を救ったがん名医】
“知っているが親しくはない” 医師

 

取材/文・吉澤恵理(医療ジャーナリスト)

 

(週刊FLASH 2021年11月9日・16日号)
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