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マンションまだ買うな「郊外なら5年後に半額も」…高値のキーワードは「都心」「駅近」「大規模」「タワー」

ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2022.03.15 06:00 最終更新日:2022.03.15 06:00

マンションまだ買うな「郊外なら5年後に半額も」…高値のキーワードは「都心」「駅近」「大規模」「タワー」

首都圏と全国のマンション価格の推移(出典:不動産経済研究所)

 

■高いときに買うな、若手は賃貸で

 

 しかし、高値のマンションは普通のサラリーマンには縁遠い話。「今は買うな」と主張するのは榊氏だ。

 

「サラリーマンの平均年収を450万円とすると、首都圏の平均価格6260万円の物件は年収の14倍になる計算です。ローン返済の安全圏は年収の5倍といわれているので、普通のサラリーマンは買えない金額です。

 

 しかも、サラリーマンの所得は増えるどころか減る一方。消費税や各種の税金、社会保険料などは上がっているので可処分所得は大幅に縮小しています。

 

 マンション価格はそろそろ天井に近づいていますが、すぐには下がらず、2〜3年かけて徐々に下がっていくでしょう。郊外なら5年後には、今の半額になる可能性もあります。人口が減少する日本では、遅かれ早かれ不動産価格も下落する。30代などの若手は、賃貸で我慢したほうがいい」

 

 森永氏も同調する。

 

「4月からの値上げを発表した企業が多いように、原材料価格の高騰はこれからもマンション価格に反映されるでしょう。わざわざ今年買う必要はありません。ただ、コロナ禍による物価高や供給制約は徐々に解消されていくので、そのタイミングで購入を検討するのはありだと思います」

 

 目先のバブルに惑わされず、じっくり値下がりを待つべきだ。

 

写真・共同通信

 

( 週刊FLASH 2022年3月22日号 )

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