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藤井聡太五冠が食べた! タイトル原動力の「3時のおやつ」を大調査…新手連発のなか2日続けて「栗の小倉ようかん」
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2022.06.02 06:00 最終更新日:2022.06.02 06:00
「ひとつの結果を出せたことは嬉しく思います。ただ、中盤で長考して判断がつかないこともあったのは課題です」
将棋の八大タイトルのひとつである叡王戦の第3局が5月24日におこなわれ、藤井聡太五冠(19)が挑戦者の出口若武(わかむ)六段(27)に勝ち、3勝0敗で初防衛を果たした。
2021年の王位戦第5局から続くタイトル戦での連勝を、羽生善治九段(51)と並ぶ歴代2位の「13」に伸ばすなど、藤井五冠はまさに無双状態だ。
指し手に注目が集まる一方、対局中の棋士たちの“栄養補給”も、多くのファンが楽しみにしている。
昼食、夕食はもちろんのこと、近年とくに話題となるのが、午前10時と午後3時に用意されるスイーツだ。
藤井五冠はどんなスイーツが好みなのか。自ら指すよりも、観戦に重きを置く“観る将”と呼ばれる将棋ファンのMさんが解説する。
「聡太先生は和洋どちらのお菓子もお好きなようで、なんでも召し上がります。決まってフルーツの盛り合わせを注文するライバルの豊島将之九段とは対照的です。
聡太先生がよく頼むのは、見た目がかわいかったりインパクトがあるお菓子。『コロコロしばちゃん』や『紫芋モンブラン』などがそうです。あんこもお好みです。
王将戦第3局で、対局場となったホテル花月の自家製の栗の小倉羊かんを2日連続で頼んだときは驚きました。連日同じお菓子を注文したのは過去に例がなく、よほど気に入られたのでしょう」
将棋ライターの松本博文氏は、注文の傾向を指摘する。
「タイトル戦は地方のホテルなどが対局場になりますが、藤井さんは訪れる場所の名物などを事前に調べておき、現地にゆかりのあるものをオーダーするようです。和洋にこだわりはなく、かなり冒険するタイプです。
また、藤井さんが選んだおやつが報じられると、反響はすさまじいのひと言。13連勝中のことではありませんが、2021年6月に名古屋でおこなわれた王位戦で、地元でしか買えない『ぴよりん』を食べたところ、これが一気にバズりました。一日500個だった売り上げが、藤井さんが食べたとわかると3000個近くまで跳ね上がったそうです。
まさに藤井効果で、食べることによって地域の活性化にも貢献していると思います」