ライフ・マネー
5000個以上食べ歩いた“女王”が語る「酒のつまみになる駅弁」
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2023.03.25 06:00 最終更新日:2023.03.25 06:00
これまで5000個以上の駅弁を食べ歩き「駅弁の女王」と呼ばれる小林しのぶ氏が、「酒のつまみになる」という視点から駅弁をセレクトした。
■駅弁愛好家が選ぶ酒のつまみになる駅弁セレクト
◎「めでっ鯛飯」(1200円)/JR新神戸駅(兵庫)ほか
●鯛めしは灘の銘酒に合わせたい
【関連記事:駅弁130年史(1)宇都宮で誕生し、日清戦争で基礎が固まる】
創業120年を迎えた弁当店「淡路屋」が、今年発売した新作弁当。醤油飯の上に、鯛のほぐし身を敷き詰め、鯛塩焼きや海老、ひじきなどが盛られている豪華な弁当。灘の酒とともに食すのがおすすめ。愛らしい鯛の形の容器は、ぜひお持ち帰りしたい。
◎「武士のあじ寿司」(1350円)/伊豆箱根鉄道修善寺駅(静岡)
●伊豆近海のアジを丁寧な “仕事” で逸品に
伊豆のアジ、伊豆松崎の桜葉、伊豆天城の山葵など、伊豆産の食材に徹底的にこだわった絶品のアジの寿司弁当。メインとなるアジは、伊豆近海の地アジを酢で軽くしめ、ショウガを刻んでのせてある。つけ合わせの山葵だけでもカップ酒を1本飲めるほど。
◎「ほたて街道 道中めし」(1296円)/JR母恋駅(北海道)
●昆布と鰹節の合わせ出汁がほたての旨みを引き出す
大粒のほたての貝柱をのせたおにぎり弁当。北海道産バターと醤油を絡め焼き目をつけてあり、非常に香ばしい。ヤヤン昆布と削り節の混合出汁で、サッとゆがいたほたてはぷりぷりした食感で酒のつまみにも最適。
◎「にしんめし」(1400円)/JR上越妙高駅(新潟)ほか
●郷土の味を楽しむ駅弁の醍醐味を
ニシンの甘露煮とカズノコをのせたニシンの親子弁当。かつて、新潟県上越地域の直江津エリアではおなじみだった郷土の味を、2021年に復活して、再現したという新たな駅弁。上越産コシヒカリを使用し、昆布出汁で炊いたご飯もたまらない。
<まだまだあるよ『駅弁愛好家が選ぶ酒のつまみになる駅弁』セレクト!(画像ページへ)>
※紹介した弁当の価格はすべて税込みです。