人気つけ麺店創業者、最初に麺だけ食べる客に「意味ねぇ」「馬鹿じゃねぇの」で「否定はダメ」大炎上

 

　東京を中心に全国25店舗を展開するほか、米国にも店舗を持つ人気つけ麺店「つじ田」創業者の辻田雄大氏といえば、ラーメンファンの間では有名な人物だ。その辻田氏が、7月5日に自身のYouTubeチャンネルにアップした動画内で、つけ麺をスープにつけず食べる行為について、「馬鹿じゃねえの」「意味ねえから」などと発言したことで、ラーメン好きから批判が殺到する事態となっている。

 

　問題となった動画は、辻田氏が運営する「つじ田BOXチャンネル」に、『【イベント大行列】つじ田煮干しラーメンイベント当日レポート！つけ麺は付けて食ってくれ！』のタイトルで投稿されたもの。

 

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　2019年に閉店した「つじ田 奥の院」で提供していた煮干しラーメンを1日限定で復活させるイベントのため、辻田氏は「つじ田BOXチャンネル」の共演者でもある「らーめんバリ男」店主のカズこと岩崎誠氏と、同店を訪れた。その流れで辻田氏は煮干しラーメンと、つけ麺を試食。「うまい！」と味を自画自賛したあと、つけ麺の丼を岩崎氏に回した。岩崎氏は初めに麺だけをすすり、「うん！　小麦の香りが！」と冗談めかして発言。それを聞いた辻田氏は、

 

「なんかね、俺の食レポ、コメントがなくてわかんないって言われんの。こんなこと（岩崎氏のコメントを指して）言って何の意味になるの？　だいたい、言うこと決まってんじゃん。小麦の香り、切り刃が何番、麺線がきれい。バカじゃねえのと思うの、俺」と、持論を展開。小麦の香りがどうこうは誰でも言えるとして、「うまいかまずいか、しょっぱいか甘いか、それだけしかないじゃん」と続けた。

 

　さらに、動画の後半では辻田氏の娘も登場し、煮干しラーメンと、つけ麺を試食。つけ麺を食べる際に「まずは麺から」と、スープにつけずに麺をすすり出した彼女に対しても、「意味ねぇっつうの！」「つけ麺てのは、つけて食うからつけ麺なんだよ！　つけ麺を麺だけ食ってどうすんだよ」と突っ込む辻田氏の声が入っていた。

 

　5日にアップされたこの動画には、辻田氏がつけ麺の麺だけを食べる行為について、「意味ねぇから」「バカじゃねぇと思う」などの発言もあったが、これらの発言の一部は、6日夕方の時点では削除されたようだ。この動画がアップされると、動画のコメント欄には、

 

《麺だけ食べる人を否定はダメだと思います。つじ田は三河製麺ですよね？製麺所の人にも失礼じゃないですか？一生懸命作ってるのに！》

 

《つじ田でつけ麺を食べるとき、麺だけでまず食べていたのですが馬鹿にされていたのか・・・》

 

《今日、来店した人がこれ見てもう一度来たいって思うかな？》

 

などと、批判が集中。これを受け、辻田氏は6日に『今回の騒動に関しまして』とのタイトルで、謝罪動画をアップ。岩崎氏とともに白シャツ姿でカメラの前に登場すると、一連の動画に批判が集中したことに対して「このたびは不快な思いをさせてしまった方々に対して、深くおわび申し上げたいと思います。たいへん申し訳ございませんでした」と頭を下げた。

 

　また、今回の騒動に対する詳しい説明は、7月9日の18時半より、ラーメンYouTuberの「SUSURU TV.」にてアップすることも明かした。

 

　これまでにも、ラーメン店主のこだわりは、たびたび炎上騒動を起こしてきた。ラーメン好きには、食べ方にこだわりを持っている人も少なくないだけに、今回の辻田氏の発言を極端すぎると感じてしまったようだ。

( SmartFLASH )