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定番チェーン10社の「テイクアウト餃子」を金萬福がガチ採点…3位は「紅虎餃子房」、2位は「ダンダダン」、1位は?

ライフ・マネー 投稿日:2023.09.16 06:00FLASH編集部

定番チェーン10社の「テイクアウト餃子」を金萬福がガチ採点…3位は「紅虎餃子房」、2位は「ダンダダン」、1位は?

ビジュアル、焼き加減、味の3項目でガチ採点した金萬福

 

●審査基準は見た目・焼き加減・味&香り!

 

 ここ数年の巣ごもり需要で増え始め、いまや定番としてすっかり定着したテイクアウト餃子。酷暑の夜、ビールをグビッといきたいときの “お供” として欠かせない存在だ。

 

「テイクアウトの餃子が増えてきたけど、比べてみるとけっこう美味しさが違うね」とは、1988年の来日以来、 “炎の料理人” として数々のホテル名門店で腕をふるってきた金萬福(きん・まんぷく)氏。

 

 

 今回、有名中華料理チェーン10店舗のテイクアウト餃子を実食し、忖度なしで審査した。

 

 審査基準は、萬福氏が中華料理をつくるとき大切にしている3項目だ。

 

「中華料理でいちばん大事なことは、『見た目(ビジュアル)』です。まず、視覚から “美味しそうだな” と感じさせられないとダメよ。餃子なら丸々として、ボリュームがある形が理想だね」

 

 次に、餃子の命といえる「焼き加減」。

 

「餃子の皮の焼き色が均一なのが大切。薄すぎず、焦げすぎていない色合いですネ。焼き加減は、食感もそうですが、美味しそうな『見た目』にもすごく関わってくる」

 

 最後は、餡の味と香り、だ。

 

「餃子の餡に使う食材は、どのお店でも比較的変わらないのヨ。だから、大切になってくるのは食材のバランスなの。噛んだ瞬間に香りが広がり、肉汁が口の中にあふれるのが理想よ。

 

 じゃ、どの餃子が美味しいか、審査するよ~」

 

 メモを取りながら全餃子を実食し終えた萬福氏は5点満点で採点。お眼鏡にかなったテイクアウト餃子は……?

 

●3部門でトップ評価 萬福、納得の最強餃子

 

1位・大阪王将
(1人前6個入り・284円)

 

<POINT>
・ビジュアル:4
・焼き加減:4.7
・味・香り:4.7
【合計 13.4】

 

「今回食べた10店の餃子のなかで総合的に見て間違いなくナンバー1」と萬福氏が絶賛したのが、老舗餃子専門店「大阪王将」だ。「香り高くて、肉肉しさたっぷりの見た目もいいね。餡はキャベツのシャキシャキ感が残っていて肉とのバランス感も取れている。おぉ、口の中に入れると肉汁があふれてくるよ~」

 

●名前負けしない丸々とした形が最高

 

2位・肉汁餃子のダンダダン
(1人前6個入り・551円)

 

<POINT>
・ビジュアル:4
・焼き加減:4
・味・香り:4.5
【合計 12.5】

 

「餃子とビールは文化です。」が合言葉のダンダダン。「肉汁餃子という名前だけあって、丸々としたフォルムは『食べたい!』と思わせてくれる」とビジュアルは4点とトップタイの高評価。「餡は豚肉の臭みがなくて、肉汁も出てばっちり。濃い目の味付けで、これはビールに合いますね」

 

●細い見た目に反して餡がぎっしり

 

3位・紅虎餃子房
(※やみつき餃子1人前6個入り・453円)

 

<POINT>
・ビジュアル:3.8
・焼き加減:4
・味・香り:4.5
【合計 12.3】

 

1996年創業の本場中国の味にこだわった中華店。「全体的に、均一に焼かれた焼き加減がいいですネ。驚いたのが、ほっそりとした見た目に反して餡がぎっしり。餃子の皮ももちもちで美味しい。味は納得の高得点です」

( 週刊FLASH 2023年9月26日・10月3日合併号 )

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