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「時代だねぇ」フィフィも感嘆した「Amazonで永代供養」料金は?仕組みは?お墓参りは?担当者に聞いた
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2024.04.20 11:00 最終更新日:2024.04.20 11:00
タレントのフィフィが4月18日、自身のXで、「Amazonで遺骨の永代供養ができるサービスが登場」との記事を引用し、《時代だねぇ》とつぶやいた。
この投稿には、
《永代供養料込みなのね お墓作っても墓守りがいなきゃ同じことだから、ありっちゃありなのかな…》
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《遺骨を郵送・・・故人との関係性次第ではアリかも知れない。》
《良いシステムだと思いますし、もし自分が死んだらこれで良いです。周りの人に精神的・金銭的負担をかけるのは嫌だし、立派な墓に納骨してもらい立派な戒名もらうのがステータスだと思わないので》
などの声が寄せられている。そこでAmazonを開くと、こんなタイトルで商品説明が掲載されていた。
《[2024年4月24日より販売開始]楽養【ネットで出来るお骨の永代供養】宗教・宗派不問の遺骨梱包キット |キットを買う→骨を送る→永代供養が出来る》
どうやら、梱包キットに必要書類と遺骨を同梱して郵送する方法らしい。説明には、「永代供養を執り行うお寺」として、定光山大泰寺とある。大泰寺は和歌山県那智勝浦町にあり、延暦寺の開祖・最澄によって開かれた開創1200年のお寺だという。本当にこのお寺で永代供養してもらえるのか。
さっそく大泰寺に電話して住職に代わってもらうと、「お問合せ窓口は墓石などを扱う会社が担当しておりますので、そちらにお願いします」とのこと。
その会社はお墓用品などを販売するビーテイル株式会社(和歌山県新宮市)で、大泰寺が永代供養するまでの橋渡しをするという。遺骨はどのように供養され、保管されるのか、お墓参りはできるのか等々、疑問点について聞いた。
担当者はこう話す。
「大泰寺さんの敷地内に納骨堂がありまして、埋葬されるのは建物の中ではなく、外になります。
関東ですと、納骨堂があって、そちらに(骨)壺を並べていく納骨の仕方が主流だと思います。
しかし、関西の場合は、お墓の下に地面が土のままになっている場所があり、そこに壺から取り出したお骨を置いていくやり方が主流なんです。これは、お骨が土に還っていくイメージで、他の方と一緒の合祀墓に入ることで、年月をかけて自然に土に還っていく埋葬となります。
今はまだサービスを始めたばかりですので、納骨堂の下に2メートル四方くらいの穴が掘られている地面があり、そこを囲んでいくかたちで埋葬させていただくつもりです。
送られてきたお骨は、10日以内に納骨堂に入れさせてもらう契約ですので、一度お送りいただいたお骨は返却できないという同意書を取らせていただきます。
納骨した際に、お寺さまから永代供養の法要をいただく流れになっておりますが、3回忌、7回忌、13回忌などをされたいお客さまに関しましては、大泰寺さんとご相談いただければと思います。
この点につきましては、明確にはホームページ上でお伝えしていないのですが、別途お布施は必要になってくるかと思われます。
お墓参りは、そちらの納骨堂の前で手を合わせていただくことで可能となります」
費用は4月24日から5月31日まではセール価格の5万円+郵送料で、それ以降は5万5000円+郵送料だという。フィフィの言うとおり、「時代」なのだろうが、このシステムは新時代の納骨システムとなり得るだろうか。
( SmartFLASH )