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東京ホテイソン・たけるの青春グルメ…バナナクリームロールは定番、ぶっかけうどんには「い~や、店の味!」【ローカルチェーン愛を語る】
北九州から “黒船” 資さんうどんが関東に初進出するなど、いま注目が集まる「ローカルチェーン」。今回は通販やアンテナ店で買える逸品をお取り寄せ。地元に縁ある有名人が「青春の味」への愛を語った!
東京ホテイソンのツッコミ・たけるいわく、出身地である岡山は「ローカルチェーンが強い県」。
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「『ら・む~マート』というコンビニや、スーパーの『ハローズ』で岡山木村屋のバナナクリームロールを買うのが、地元の定番ですね。実家は自動車整備業で、梶谷食品のシガーフライはお客さん用に常備していました」
岡山県の中西部に位置する高梁市出身。車で1時間ほどの倉敷発の「ふるいち」のぶっかけうどんも忘れられない味だ。
「高梁には店がないんですけどね(笑)。中高とずっと陸上部だったんですが、大会に出場した後、安かったので仲間とよく寄っていました。いつもとろろのかかった “ぶっとろ” を食べていました」
故郷に帰ると、条件反射的に食べたくなるらしい。
「讃岐うどんとはまた違ったコシがあって、のど越しもしっかりしているんです。甘めのつゆも癖になりますよ。これ、冷凍食品ですか? 昨日も高梁ロケの帰り、新幹線上りホームの『ふるいち』でテイクアウトして食べたばかりですからね……(ズルッと一口)い~や、店の味!」
【岡山木村屋、倉敷うどん「ぶっかけ」ふるいち】
岡山木村屋は、東京の木村屋總本店で修業した創業者が1919年に設立。1955年に発売されたバナナクリームロールが看板で、高菜サラダロールなど個性的なパンもヒット。歌手の中西圭三は食べるたびにXで報告。ふるいちは、1948年の創業時は饅頭を製造販売する店で、一部店舗では現在も扱う。女優のMEGUMIは、ぶっかけうどんを「学生時代、週3日食べた」ほど偏愛。両店とも通販、アンテナショップで買える
とうきょうほていそん たける
『M-1グランプリ2020』(テレビ朝日系)ファイナリスト。2025年5月から第4回単独公演「瓶覗ーかめのぞきー」の全国ツアーを開催予定
取材/文・鈴木隆祐