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お値段3万円!『大脱走』、『ローマの休日』…懐かし洋画のチラシ

洋画のチラシ
コレクションのポリシーは「昭和平等」。お菓子の袋から、レアなレコード、高価な切手まで、あの時代を彩ったものなら、なんでも平等に集めてきたコレクター社長が、10万点を超える所蔵品から誌上公開!
写写丸(以下、写) 昭和世代に人気の連載がカムバック!
大崎 お久しぶりです。今回は洋画のチラシをご用意しました。
写 『大脱走』に『ローマの休日』、懐かしの名作ばかり!
大崎 洋画だけで200枚以上所有していますが、鑑賞したものがほとんどです。
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写 よく残っていましたね。映画が相当お好きなんですか。
大崎 時代もありますよ。 “サブスク” もDVDもない時代、映画館に行くのはごく普通のことでしたから。映画のチラシはコレクターがたくさんいて、チラシの余白に押される各劇場のスタンプなどで価値が変わるんですよ。劇場印によっては1枚120万円するものまであります。
写 奥が深い世界ですね。
大崎 ただ私としては、高価かどうかではなく、チラシをパッと見るだけで、当時の感動を思い出せることや、その時代の雰囲気を感じられることが大切なんです。
写 アート作品としても楽しめますよね。右上に、チラシではなくオードリー・ヘプバーンの写真がありますが……。
大崎 これだけは唯一、当時映画館で買ったブロマイド。彼女だけは特別です(笑)。美しいですね。
おおさききよし
1961年生まれ 株式会社ブティックオーサキ代表取締役社長。『大崎潔のアイドルストーリー』(NACK5)など多数のラジオパーソナリティを務める
写真・梅基展央