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齋藤孝「若手の活躍を褒める大人に」たけしや羽生善治に学びたいライフ・マネー 2018.07.02

齋藤孝「若手の活躍を褒める大人に」たけしや羽生善治に学びたい

 

 100歳まで生きることが、夢物語ではなくなってきました。60~65歳で定年を迎えても、そこからの人生が30~40年ほどもあります。

 

「定年を迎えたら、後はのんびり過ごす」という生き方は、もはや現実にそぐわなくなりました。60代からを「老後」と呼ぶには早すぎますし、「余生」と言うには長すぎます。

 

 そこで私が提案するのは、人生の折り返し地点である50歳前後になったら、自分の生き方を見つめ直してみよう、ということです。

 

 100年生きるという新たな可能性を踏まえつつ、あらためて「人生後半に自分が求めるものは何か」を考えてみる。自分の人生後半の「芯」になるものを確かめ、軌道修正するのです。

 

 自分自身を見直すきっかけには、さまざまなものがあります。たとえば、若手の活躍を見て、素直にほめることができるかどうか。

 

 よく「俺たちが若いころはもっと大変だった。今のやつらは楽でいいよな」といったことを口にする人がいます。自分たちのほうが苦労して頑張っていたと言いたいのでしょうが、大人の余裕が欠けているように聞こえます。

 

 アラフィフともなれば、人間として練れてきた世代。ふさわしいのは、現在の状況の中で、活躍したり功績を上げたりしている後輩や部下を素直に評価し、ほめたたえる姿勢です。それができるのが、真の大人というものです。

 

 ビートたけしさんはよく、「今の漫才の若手は、俺たちのころよりずっとうまいよなあ」と言われます。漫才コンビではサンドウィッチマンをとても評価していて、「あいつらはほんと腕がいいよね」と嬉しそうにほめられます。

 

 将棋の羽生善治竜王は、活躍目覚ましい藤井聡太六段について問われたインタビューで、「粗削りな部分がなく、私の中学時代と比べてもレベルが違う。驚異的なスピードで昇段し、これからもどんな活躍をするか楽しみ」と話していました。

 

 羽生さんと藤井さんは、対局で勝負を競うことがあるわけです。負ければやはり悔しいはずです。しかし、そういう相手の才能をはっきり認め、賞賛している。素晴らしいですね。

 

 サッカー界のレジェンド、三浦知良選手は、親子ほど歳の差のある若手選手にも「それどうやったらできるの、教えて」と聞くのだそうです。キャリアの長さに関係なく、もっとうまくなるためには若手からも学ぶ。そういう真摯な姿勢の現れです。

 

 また、テニスのフェデラーなども、よく若手選手のことを「すごい才能だ」と激賞しています。

 

 一流といわれる人は、うしろから迫ってきて自分の立場をおびやかしかねない相手のことも素直に認め、ほめることができるようです。妬みもひがみもしない。またそういう人だから、みんなからリスペクトされるのでしょう。

 

 狭量な嫉妬心や虚栄心から脱却し、頑張っている若手を素直にほめられる人、応援できる人は、とてもさわやかだと感じます。

 

 

 以上、齋藤孝氏の新刊『人生後半の幸福論 50のチェックリストで自分を見直す』(光文社新書)を元に構成しました。50歳から黄金期を迎えるための方法を、50のチェックリストで案内します。

 

●『人生後半の幸福論』詳細はこちら 

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