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憧れのプラチナカードで「カードを出さずに会計」も
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2018.12.03 16:00 最終更新日:2018.12.03 16:00
年会費無料のものがある一方で、何十万円もするものも存在する……。クレジットカードは不思議な存在だ。年会費が数万円と高い「プラチナカード」だが、普通の人でも持つことが可能だという。
■マスターカードの実力
マスターカードの最上位「ワールドエリート」にランクされる、日本初上陸のクレジットカードが「ラグジュアリーカード」。
金属製のカードが特徴で、チタン、ブラック、ゴールドの3階級があり、年会費はそれぞれ5万円、10万円、20万円(税別)。
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会社を経営するTさん(48)は、1年前にゴールド保持者になった。
「金属製カードは最初のうち、支払いで出すときに優越感がありました(笑)。
いちばん驚いたのが『ラグジュアリーリムジン』。コンシェルジュ経由で食事の予約をした場合、往路か復路のどちらかを、ハイヤーで送ってくれるんですよ。
ディナーでアルコールが入って、ぐったりしたところを自宅まで送り届けてもらえるのは、本当にありがたいです。国内最高級車のトヨタ・センチュリーが迎えに来たこともあります。
また国際線を利用した場合、手荷物の宅配が3個まで無料。ほかのカード会社では1個や2個ですが、3個だと、家族のぶんもカバーできます。
それと、ラグジュアリーカードのゴールドを持っていると、TOHOシネマズで映画が月に3本、無料で観られます。しかもTOHOシネマズには、6本観ると1本無料になる会員プログラムがあるので、映画が年間42本、無料になります。
それから、各地の国立美術館が同伴者1名まで無料なのも、意外と使えます。おかげで、文化的な趣味が増えました(笑)」
■ダイナースクラブの実力
サラリーマンのYさん(47)は、13年前に「ダイナースクラブプレミアムカード」を取得。ほとんどすべての決済を、この1枚でおこなっている。
「インビが来たのは、年間100万円前後を4、5年使ったあとだと思います。
僕が使っていたのは、コンビニやスーパー。それと深夜残業が多いので、帰宅のタクシー代ばかりで、インビには驚きました。よく『高級ホテルなどで決済しないとインビが来ない』などといいますが、そんなことはありません。
年会費は、税別で13万円。毎年、誕生日にプレゼントを贈ってくるのですが、これが微妙で……。あれをやめて、年会費を下げてくれればいいのですが(笑)。
僕が継続している理由は、ポイントが2パーセントつくこと。400万円使うと、ポイントが8万ポイントになります。これをANAのマイレージ、8万マイルに移行するんです。ヨーロッパをビジネスクラスで往復できます。
それと珍しいのは『サイレンス・スタイル』サービス。コンシェルジュ経由でレストランを予約すると、カードの提示もサインもなしで会計がすみます。驚く人が多いので、ここぞというときに使っています(笑)」
(週刊FLASH 2018年11月27日号)