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やってはいけない「がん免疫療法」クリニックに公開質問状

ライフ・マネー 投稿日:2018.12.25 06:00FLASH編集部

やってはいけない「がん免疫療法」クリニックに公開質問状

写真/AFLO

 

 東京・築地の国立がん研究センター内にある「がん対策情報センター」には1日10~20件の電話相談がある。10月2日、突然「免疫療法」に関する相談件数がふだんの3倍から4倍にも増えた。

 

「がん情報サービスの免疫療法ページ(http://ganjoho.jp)は、ふだんは1日1000件程度のアクセス数が、1日4万件にも急増しました。10月2日は本庶佑・京大特別教授がノーベル賞を受賞された翌日です。オプジーボが『夢の特効薬』と、前のめりに報道された影響だと思います」(国立がん研究センター・がん対策情報センターセンター長・若尾文彦氏、以下同)

 

 

 相談内容も前のめりなものだった。「私の治療しているがんで免疫療法はできないのか?」「どこに行けば自由診療の免疫療法を受けられるのか?」という問い合わせや「なんで私は免疫療法を受けられないんだ」と怒りをぶつける相談者までいたという。

 

「相談内容から、一般の方には免疫療法に関して、さまざまな誤解があることがわかりました。まず、今回、ノーベル賞を受賞したオプジーボなどの免疫チェックポイント阻害剤と、それまでの免疫療法がひとくくりに報道されたことで『免疫療法ならなんでも効く』と誤解されてしまったことです。

 

 さらに『オプジーボであれば、どんながんでも効く』という誤解。実際にはいま適用されているのは7種類のがんだけなんです。そもそもオプジーボが効く方は全体の2~3割ですが、これも誤解されています」

 

 ノーベル賞受賞で期待が膨らみすぎて、さまざまな誤解が生じたわけだが、これに便乗したのが、効果の裏づけのない怪しい免疫療法だ。

 

「10年以上も前から『研究』という名のもとに、自由診療をおこなってきた免疫療法のクリニックなどが『ビジネスチャンス』だということで、宣伝などを強化しているという状況があります。『ノーベル賞を受賞した免疫療法が受けられます』と宣伝しているクリニックもありました」

 

 こうしたインチキクリニックの体験者も、電話相談で助けを求めてくる。

 

「高額なので、家を売ってでも免疫療法を受けさせてやりたい」「身内が免疫療法をすすめてくるが、どう断わればいいか」。そして、こんな怒りの声も。

 

「300万円を払って免疫療法を受けたが、効果がなかった。詐欺のような治療がまかり通っていていいのか」

 

 実際に被害は続出している。本誌はこうしたクリニックに取材を申し込んだ。

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