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ストロング系「缶チューハイ」メーカーに聞いた絶賛レシピ
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2018.12.30 20:00 最終更新日:2018.12.30 20:00
割る手間いらずで、すぐ飲める。「RTD(レディー・トゥー・ドリンク)」と呼ばれる缶チューハイ市場が、10年連続で規模を拡大している。なかでも伸び率が顕著なのが、度数9%前後という高アルコール飲料、通称「ストロング系」缶チューハイだ。
人気の理由は第1にコスパのよさ。350ミリリットル缶が100円から150円で購入できるうえ、缶ビールよりアルコール分がはるかに濃い。安く早く酔えるというわけだ。
これらストロング系飲料の先駆け、キリンビール広報がブームを分析する。
「これまで第3のビールや、焼酎を割って飲んでいた40代から50代の男性が、手軽に楽しく飲みたいニーズとともに流入し、このカテゴリーを支えています」
家飲み派の絶大な支持があるのだ。
「市場拡大の背景としては、食事中に飲めるお酒として認知された点が大きい。商品開発の際も、ユーザーにふだんの食事時から飲んでもらって、食中酒としてふさわしい味かどうか評価してもらいました」(サントリー)
いったい、ストロング系飲料はどんな食材と相性がいいのか。大手3社に聞いたおすすめの組み合わせを紹介する!
●パクチーと「キリン・ザ・ストロング」ハードドライ
「ハードドライは味の偏りがなく、いろいろ割って楽しめます。レモン割りは定番で、パクチーを入れたり、梅干しも◎。食事では、カレーコロッケのようなスパイシー系のおかずと相性がいい」(キリンビール)
●肉料理と「サッポロチューハイ 99.99」クリアドライ
「『99.99(フォーナイン)』は非常にすっきりした飲み口ですが、特にクリアドライは甘さがなく、食事によくマッチします。濃い味の肉料理、揚げ物との相性は抜群です」(サッポロビール)
●唐揚げ・餃子と「サントリー -196°Cストロングゼロ」ダブルレモン
「『チューハイは甘いので食事に合わない』というイメージを持つ方には、特にダブルレモンをおすすめします。餃子や唐揚げのような脂っこい食事に負けない、しっかりしたレモン感です」(サントリー)
(週刊FLASH 2018年12月25日号)