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進め「ご当地おでん」探検隊/ニッチロー’は飯田おでんにご満悦
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2019.03.05 20:00 最終更新日:2019.03.05 20:00
全国のご当地おでんが、ほかの地域でも知られるようになり、都市部の郷土料理屋で出す店も増えてきた。長野県飯田市の「飯田おでん」は、ねぎだれをかける個性派おでんだ。ねぎだれは、醬油にねぎを2、3時間漬け込むのが基本。
その飯田おでんを愛するのが、イチローのものまねで知られる、飯田出身の「ニッチロー'」。東京で提供する店がなく、今回は特別に、地元の焼き肉店「やきまる」から取り寄せた。自家製ねぎだれの封を切るや否や、「懐かし〜い。この香りです!」と感激。
「やきまる」も地元を代表する有名店だが、冬場にはおでんも出す。具材はノーマルだが、そこは焼き肉店らしく豚足入り。
「たれは今では市販もされていますが、本来、裏の畑でネギをもいで刻み、醬油に入れるだけ。2、3時間寝かすと、こう甘みが移って芳ばしくなる。たっぷりかければ、コンビニおでんも即座に飯田の味です」(ニッチロー')
一口食べると、イチロー譲り(?)のポーカーフェイスが崩れた。おでん片手にイチローのルーティンポーズを決めた「ニッチロー'」は、地元唯一の酒蔵・喜久水の辛口をぐびり。「このおでんにいちばん合う酒」と終始ご満悦だった。
取材&文&写真・鈴木隆祐
(週刊FLASH 2019年3月12日号)