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正月にアワビを「駆け込みふるさと納税」初心者も10分で完了

ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2019.12.16 06:00 最終更新日:2019.12.16 06:00

正月にアワビを「駆け込みふるさと納税」初心者も10分で完了

鳥取県境港市「茹で紅ずわいがに肩足(1万円)」

 

【いまさら聞けない「ふるさと納税の手順」をおさらい】
(1)ふるさと納税サイトにアクセス
「ふるなび」や「さとふる」、「楽天ふるさと納税」などがある。今回は、掲載自治体数が最多の「ふるさとチョイス」にした。

 

(2)寄附したい自治体、欲しい返礼品を探す
 気になる返礼品名や自治体名を検索。人気ランキングや特集(同サイトでは、おせちやカニ特集など)も参考になる。

 

(3)寄附する自治体を決定
 人気の品は在庫切れになっていることも。補充されることも多いので、こまめにチェックしよう。

 

(4)寄附金の使い道を選択
「自然環境の保全」や「子育て支援」など、寄附金の使い道を選べる。特に希望がなければ、「市長におまかせ」にしよう。

 

(5)名前や連絡先を入力
 住所や連絡先を記入するのは通販サイトと同じ。「お届け先」は自宅以外も選ぶことができ、お歳暮にすることも。

 

(6)支払い方法の選択
 クレジットカード決済ができる自治体が大半。ほかにPayPalなどの支払いサービスや、コンビニ払いも利用できる。

 

(7)ワンストップ特例制度申請書の希望
 確定申告をしない場合は、「希望する」を選択。自治体により、申請書が送られてきたり、自分で申請書をダウンロードする。会社員は必ずチェック!

 

(8)申し込み完了
「ふるさとチョイス」には、申込者情報、送り先などを登録しておくことで、手続きがさらに少なくなる「ファスト寄附」機能もある。

 

 

(9)ワンストップ特例制度申請書が到着
 返礼品と前後して、ワンストップ特例制度申請書が送られてくる。名前やマイナンバーを記入し、捺印。上の画像で示した2カ所にチェックして、自治体に返送する。後日、自治体から、「申請書受付書」が返送される。

 

(10)翌年6月、税金が控除される
 6月の給与明細に同封される「住民税額の決定通知書」。都道府県民税と市区町村税から、それぞれ控除される。ご参考までに、昨年6万8000円を寄付した “ふるさと納税マニア” の編集部員は、6万6000円ほど控除された。

 

【 “日本一のふるさと納税男” 金森重樹氏が選ぶ「駆け込みベスト3」】

 

 

●1位:佐賀県嬉野市「佐賀和牛 サラサラ小間切れ(切落し)350g×2」/1万円
 佐賀牛は人気のブランド牛。700グラムで1万円は掘出しもの。モモ、ウデ、バラの切落としを冷凍。使いたい分だけ解凍できるので、便利だ。

 

 

●2位:大分県国東市「粗挽き&チーズ入り! 極太フランクフルトソーセージ1.8kg」/1万円
 年末の宴会やパーティに活躍しそうな粗挽きと、細挽きのチーズ入り各15本のセット。大分県産豚肉が原料だ。

 

 

●3位:大分県国東市「海産屋の『金目鯛ファミリーセット』」/1万円
 地元の人気店の「金目鯛の煮付け定食」で使われているトロ金目。1尾250グラム以上で4尾入り。正月にうってつけだ。

 


(週刊FLASH 2019年12月24日号)

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