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「ほったらかしで資金2倍」投資のための9つの「金策術」
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2020.01.03 20:00 最終更新日:2020.01.03 20:00
●方法5:飲んだときこそ●●ペイ払い
“見える化” の強力な武器となるのが、「LINE Pay」「PayPay」などのキャッシュレス決済だ。
「メモ書きするのも面倒なら、キャッシュレス決済を使えば、利用履歴がすぐに確認できます。
私、酔っ払うと記憶が飛ぶんですよ(苦笑)。でも、飲み会の支払いも、キャッシュレス決済なら、1円単位で割り勘できる。『お釣りがないから多めに払うよ』ということもなくなります」
●方法6:手取りの約17%の貯金を目指そう
毎月の手取り額の16.7%を貯金すれば、3年間で、手取り年収の半分を貯められる。
「理想とされる手取り20%の貯金は、きついです。2万3000人の相談を受けてきてわかりましたが、まずは少し頑張ればできる16.7%、つまり手取りの6分の1を目指しましょう。手取り30万円なら5万円を貯金すればいい。大事なことは継続することです」
●方法7:積み立てた資産は意地でも崩すな!
長期投資では、利息が利息を生む複利効果が重要だ。
「私はいままで、自分の投資資産を取り崩したことがないんです。不測の事態に備えて、投資資産とは別に月収の7.5カ月分の貯金使うための貯金(使うための貯金=1.5カ月分、万が一の時の貯金=6カ月分)を貯金しておきましょう。
それだけあれば、安心して投資ができます。病気などでお金が必要になって、相場が下がっているときに売るのは、悔しいですから」
●方法8:派手な「投資」に手を出すな!
「長期投資というのは最初は収益が少なく、地味なんです。だから『FX』や『仮想通貨』で儲かった人の話を聞いて、自分でも手を出す人がいますが、簡単ではありません。
誰もが儲かるならすでにみんなやっていますよ(笑)。投資は、『地味でも積み立てを続けることでリターンを得る』という感覚でやるべきです」
●方法9:5年待てば「果実」が待っている
「投資を始めて5年を超えてくると、複利の効果が出ておもしろくなるんです。私は2008年のリーマン・ショックで、4割ほど資産価値を下げましたが、逆に買い増しをしました。長期投資ですから、長い目で見ればまた値上がりするんです。
『ほったらかしで資産2倍』投資法で、年5%は十分に可能。5年間を乗り越える人こそ美味しい果実を食べられるんです」
9つの金策法で、「資産2倍」を目指せ!
よこやまみつあき
家計再生コンサルタント。これまで2万3000件以上の家計の相談に乗り、再生を実現。『はじめての人のための3000円投資生活』(アスコム)は60万部を超えるベストセラー。投資未経験者1万人を成功に導いた実績を持つ
(週刊FLASH 2020年1月7・14日号)