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藤井聡太が食べた一杯も「蕎麦屋カレー」通が認める本格派3店

ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2020.01.24 16:00 最終更新日:2020.01.24 16:00

藤井聡太が食べた一杯も「蕎麦屋カレー」通が認める本格派3店

「ほそ島や」のカレー

 

 蕎麦を食べようと店に入り、ついカレーライスに目がいってしまう。カレー好きの諸兄には、身に覚えがあるだろう。なぜなら蕎麦屋には、通をうならせるほどのカレーがあるのだから――。

 

 そこで今回、カレー研究家のスパイシー丸山氏が、通をうならせる「蕎麦屋カレー」の “本格派” 3店を紹介してくれた。

 

 

「蕎麦屋のカレーといえば、出汁が効いたルーのイメージがありますが、『よもだそば』がそれを変えました。正統派インドカレーで、蕎麦屋とは思えないエッジの立った美味しさが味わえるんです。

 

 僕にとって蕎麦屋は、『カレー店が見つからないときに入る、駆け込み寺』のような存在ですね。町のなんでもない店に入っても、ヒットする確率が高いんですよ」

 

 さっそく、丸山氏のベスト3を以下で紹介しよう。

 

●1位:ほそ島や(東京・千駄ヶ谷)
 中華そば(680円)が人気で、専用の寸胴でスープを仕込む。カレーライス(770円)がスパイシーなのは、この鶏ガラスープでルーを溶かすから。創業40年。「手抜きをしていないだけ」という女将さんの言葉に、自信のほどが窺えた。藤井聡太七段も食べた “将棋めしの殿堂” でもある。

 

【SHOP DATA】
・住所/東京都渋谷区千駄ヶ谷2-29-8
・営業時間/11:30~15:00、17:30~20:00(土曜は11:30~14:30)
・休み/日曜、祝日

 

 

●2位 よもだそば(東京・日本橋ほか)
 銀座、名古屋にも展開。
「マサラやヨーグルトがベースの本格派『よもだカレー』(520円)。出汁も使われており、蕎麦と食べても喧嘩しない」(丸山氏)

 

【SHOP DATA】
・住所/東京都中央区日本橋2-1-20八重洲仲通りビル1F
・営業時間/7:00~22:00(土日、祝日10:30~15:00)
・休み/年末年始

 

 

●3位 丹波屋(東京・新橋)
 シナモンやカルダモンが香る、サラサラのインドカレー(460円)は専門店顔負け。ネパール人店員の父親のレシピをもとに誕生した、看板メニューだ。

 

【SHOP DATA】
・住所/東京都港区新橋2-16-1ニュー新橋ビル1F
・営業時間/7:00~23:00(土曜は8:00~18:00 カレーは10:30より提供)
・休み/日曜、祝日


すぱいしーまるやま
カレー研究家としてテレビほかメディアやイベントで活躍する一方、本名の丸山周としてラジオ出演やナレーション活動をおこなう

 

写真・安藤青太(よもだそば)、鈴木隆祐(丹波屋)

 

取材&文・鈴木隆祐
教育とB級グルメに造詣が深い。両者を融合させた「名門高校 青春グルメ」を研究。同名の著書を辰巳出版より刊行

 

※価格はすべて税込みです

 

(週刊FLASH 2020年1月7・14日号)

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