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ついに専門店も…「ワッフルチキン」絶妙な甘じょっぱさが魅力

ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2020.02.21 16:00 最終更新日:2020.02.24 12:47

ついに専門店も…「ワッフルチキン」絶妙な甘じょっぱさが魅力

内藤仁店長(左)と

 

 インスタ映えするグルメが当たり前になった昨今、見た目だけでなく、味のインパクトを求める傾向が強まってきています。そこで話題になっているのが「ワッフルチキン」。

 

 ワッフルチキンは、もともとアメリカ南部の郷土料理で、焼きたてのワッフルにフライドチキンをのせ、上からメープルシロップをかけていただくアメリカのソウルフードです。

 

 

 数年前から日本でもワッフルチキンを提供するお店が徐々に増えているのですが、とうとうワッフルチキン専門店が新宿に登場しました。

 

「ワッフルチキンが日本でも流行り始めているなか、昨年12月に日本初となるワッフルチキン専門店をオープンしました。当店ではスタンダードなタイプのほかに、バリエーション豊富なメニューを提供しています」と話してくれたのは、「ワッフルチキン ホーミーズ」の内藤仁店長。

 

 一番人気は定番の「W.C.H スタンダード」。次いで、インスタ映えする「6種のベリーとカシスソース」とのことで、この2種類をオーダー。

 

「W.C.H スタンダード」1150円、「6種のベリーとカシスソース」1300円(すべて税抜)

 

 味を想像しながら焼き上がりを待っていると、出てきたのは予想以上にボリューミーなワッフルチキン。円形のワッフルに、2つのフライドチキンがどーんと鎮座しています。

 

「フライドチキンの鶏もも肉は約250グラムあるので、男性でも満足できるボリュームだと思います。また、ワッフルは甘さ控えめに焼いているので、 メープルシロップで味を調整してください」

 

 迫力満点の大皿を前にして、まずはスタンダードから食べてみました。メープルシロップをかけたチキンとワッフルを一緒に食べてみると、フライドチキンのスパイシーさ、メープルシロップの甘さ、ワッフルの香ばしさが三位一体となり、絶妙な美味しさが口の中に広がります。

 

 慣れてくると、カリカリの衣をまとったフライドチキンに、もっとメープルシロップをかけたくなるほど、この料理にメープルシロップが欠かせないことを悟ります。

 

 次のカシスソースとチキンは合うのでしょうか。一抹の不安を胸に口に運ぶと、想像と違った味わいに驚きました。カシスソースは酸味が強く、フライドチキンにかけることでフレンチのような上品な味わいに変化し、味の奥行きが広がりました。

 

 他にも、サワークリームやキャラメルソースを使ったメニューがあり、シェアして食べ比べてみると盛り上がりそうです。

 

 アメリカと台湾のケンタッキーでは、甘いドーナツにクリスピーチキンをサンドした商品を期間限定で発売して話題になるなど、世界的にも「甘じょっぱいチキン」はトレンドになっています。

 

 ちょっと型破りに思える組み合わせも、先入観を捨てて食べてみると、意外な美味しさにはまってしまうこともあります。まずは話題のワッフルチキンにチャレンジしてみては?

 

取材・文/トレンドウォッチャー くどうみやこ
大人世代のライフスタイルからトレンドまで、時流をとらえた独自の視点で情報を発信。メディア出演から番組の企画、執筆、講演など、活動の幅は多岐にわたる。現在は『NHKジャーナル』『ホンマでっか!?TV』他、多数のメディアで活躍中

 

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