ライフ・マネー
勘違いだらけの「体にいい食品」ココナツオイルで動脈硬化も
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2020.04.02 20:00 最終更新日:2020.05.07 13:32
「健康」をうたう食品を、全面的に信用していいのだろうか? 新潟大学名誉教授の岡田正彦氏に、「体にいいもの」の意外な側面を解説してもらった。今回は「ココナツオイル」だ。
免疫力をアップさせ、認知症予防にもなると評判のココナツオイルだが……。
【関連記事:勘違いだらけの「体にいい食品」黒酢で口内トラブルと胃痛に】
「アメリカの心臓病学会が、『食べてはいけない食材』のリストに挙げています。『コレステロール値を上げて、動脈硬化を起こす可能性がある』というのが、その理由です」
ココナツオイルは植物由来の油脂だが、食肉に多い飽和脂肪酸が製品によっては100gあたり2.3〜23.8gも含まれており、これがコレステロール値を上昇させるといわれている。
(週刊FLASH 2020年3月17日号)