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われらが愛しのAVは1981年に誕生した!
夜バナFLASH編集部
記事投稿日:2016.11.04 20:00 最終更新日:2016.11.09 18:13
アダルトメディア研究家であり『痴女の誕生』(太田出版)を上梓した安田理央氏が語る。
「AVは1981年に誕生したとされています。
最初のスターは『愛染恭子』。映画出身の方で、大人の色気があり、まさしく『女優』でした。それは黎明期のAVがピンク映画や日活ロマンポルノの流れを汲んだものだったからです。
一方、本格的なAVアイドルも生まれました。『竹下ゆかり』や『八神康子』です。彼女たちの特徴は、親しみやすい可愛さ。この美少女アイドル路線は、1990年代半ばまで続くメインストリームです。
『小林ひとみ』や『秋元ともみ』、『かわいさとみ』が活躍した1980年代後半はその傾向が顕著でした。ほとんどの内容が擬似であり、インタビューでHな質問が禁止されることもありました。
秋元ともみに至ってはオナニーシーンすらない作品もあったのです。
1990年代に入り、その流れに風穴をあけたのが本番主義を掲げる村西とおる監督が撮った女優たち。
『桜樹ルイ』や『卑弥呼』『沙羅樹』などです。彼女たちは可愛いのに本番を積極的におこないトップ女優になりました。
1990年代後半になると、『森下くるみ』や、『小室友里』などの人気女優がよりハードなプレイをおこなうようになります。
プレイの過激化の先に待っていたのは2000年代のジャンルの多様化です。『明日花キララ』『浜崎りお』など、ギャル系女優や『つぼみ』などの童顔女優。熟女系も根強い支持を得られるようになりました。
2010年代の流行は「芸能人AV」。2006年デビューの『青木りん』以降、『小向美奈子』を経て『高橋しょう子』まで続くブームです」
(週刊FLASH 2016年10月25日号)