「新藤まなみ」「小原徳子」が名作映画で“百合愛”見せた！映画『卍』の♡♡シーンを先行公開

　若尾文子、樋口可南子らの主演で映画化されてきた谷崎潤一郎の耽美小説『卍』が、舞台を現代に移し、令和版『卍 MANJI』として甦った。

　無垢で美しいカフェ店員の光子役は、新藤まなみ。『王様のブランチ』のブランチリポーターで活躍、昨年、大胆なヌード写真集で注目を浴びた。

　優しく経済力ある夫に恵まれ、ショップ経営をしながら何一つ不自由のない生活を送る人妻・園子を演じるのは、小原徳子。かつてグラビアアイドル・木嶋のりことして人気を博し、現在は女優・脚本家として活躍している注目株だ。

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　園子は光子に誘惑され、激しく愛し合うようになる。全編を通して新藤と小原の濃密な性愛が描かれる。

　本誌は独占で先行カットを公開する。

小原「新藤さんは、初めてお目にかかったときから抜きんでた美しさで、キラッキラに輝いていました。ベッドシーンでは私、園子が光子をリードするので、透明感があって美しく柔らかな新藤さんの肌感が、どうすればスクリーンで伝わるか、撮影中はそればかり考えていました」

新藤「凛としたたたずまいの小原さんは、園子さんそのもの。素敵なお姉さんっていう感じで、本当にときめいてしまいました。撮影中はずっと園子さんとの愛に、ふわふわっというか、ボーッとしている感じでした」

　やがてその関係が園子の夫と、光子の彼氏を自称する男性の知るところとなり、物語は急展開を迎えることになる。

新藤「二人が海岸で初めてキスをするシーンがあるんですが、自分の気持ちが、園子さんを求める光子の感情と、確実にシンクロしているのがわかりました」

小原「写真撮影が趣味の園子が光子を撮影するシーンが何度か出てきます。終盤、レンズを通して光子の今の気持ちを園子が知ることになるんですが、それが二人の今後に大きな影響を与えます。きっと刺さるシーンだと思います」

　井土紀州監督の映画『卍 MANJI』は、9月9日から新宿K’s cinemaほか全国で順次ロードショー公開される。二人の深い性愛を、スクリーンで確かめたい。

スチール写真（C） 2023「卍」製作委員会　撮影・阿部拓朗
人物写真　撮影・岩松喜平

( 週刊FLASH 2023年8月22日・29日合併号 )