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締め付けぎると精子が減少…男の精力と健康はパンツで決まる!
夜バナFLASH編集部
記事投稿日:2018.05.28 20:00 最終更新日:2018.05.28 20:00
妊活中やEDの男性に支持を受ける「KOBI–ONE」のボクサーパンツが登場したのは2年前だ。製造元の代表取締役・荻久保功一氏によると、「股間部分が通気性に優れたメッシュ素材で、陰囊の熱やムレを解消し、精子の運動を活性化させる」のが特徴だという。
これに追随するように、各下着メーカーはこぞって、精力増進を謳う商品を発売した。これらのパンツの機能性はたしかに優れている。一般的なパンツでも、近い効果を発揮することは可能なのだろうか。
男性特有の悩みを専門に取り扱う「池袋ユナイテッドクリニック」の細田淳英院長は、間違った下着の着用が生殖機能に悪影響を与えると警告する。
「締めつけの強い下着は熱がこもりやすいんです。精巣が37度以上になると、精子の数は減り、運動率は低くなります。精巣保護の観点からは、男性器が密着しすぎないことが重要。少しゆとりのあるサイズか、通気性に優れた素材を選ぶといいでしょう」(細田氏)
細田氏は「陰茎を上向きに収める」穿き方が、精巣を適温で衛生的に保つことに繫がるという。
「風通しの悪い下着を穿くと、細菌が繁殖し、亀頭包皮炎や尿路感染症を起こしやすくなります。陰茎を上に向け、陰囊との密着を防げば、細菌の繁殖を抑える効果が期待できるでしょう」(同前)
整形外科医の古賀昭義氏によると、締めつけの強い下着は、生殖機能だけでなく、健康面にも害を及ぼす。
「下着は、生殖器を含む内臓のほか、脊髄、骨盤、股関節周囲を含む運動器を覆っています。これらを過度に圧迫する下着の着用には注意が必要です。異常な消化管運動を起こし、腹痛や下痢、便秘などの症状を招く恐れがあります」(古賀氏)
古賀昭義
1996年、日本大学医学部卒業後、同大学医学部付属板橋病院、同大学整形外科医局長などを経て、2007年に市谷八幡クリニック院長に就任。医師+(いしぷらす)に所属している
細田淳英
2003年、帝京大学医学部卒業後、同大学医学部付属病院、同大学ちば総合医療センター、山王病院勤務を経て、2013年に男性専門クリニック、池袋ユナイテッドクリニックを開院
ハリウッドザコシショウ
44歳 1974年2月13日生まれ 静岡県出身 『あらびき団』(TBS系)などに出演。2016年に『R-1ぐらんぷり』で優勝。約5年間のブリーフ愛用者。現在、20枚を着まわししている。“チンポジ” は上向き派
(週刊FLASH 2018年5月1日号)