『巨大企業は税金から逃げ切れるか? パナマ文書以後の国際租税回避』購入のご案内
- 内容紹介
- 世界を震撼させたパナマ文書漏洩事件。「税金天国」を提供していたタックス・ヘイブンは、告発サイトによってその秘密が暴かれた。ウィキリークスのアサンジが語ったように「ネット社会にその居場所はなくなった」のだ。だが、暗号技術と仮想通貨の進化は、「新たなタックス・ヘイブンの出現」を予感させている。
- 内容
- 超富裕層やグローバル企業に富が偏在する現代。私たちは国際的租税回避問題とどう向き合うべきなのか。事件の本質、EUと多国籍企業の税金を巡る争い、仮想通貨、近未来の金融、そしてサイバー空間での国際課税のあり方などを検討しながら、そのヒントを探る。
- 目次
- 【第1章】すべては隠すために
【第2章】アップルは税金から逃げ切れるか
【第3章】仮想通貨ビットコイン
【第4章】タックス・ヘイブン2・0
【第5章】サイバー空間と国家
【補論】 - 著者紹介
- 深見浩一郎(ふかみこういちろう)
- 1956年生まれ。東京都出身。公認会計士・税理士。大手都市銀行、大手国内監査法人、外資系コンサルティング会社を経て、2001年に独立。現在、深見公認会計士事務所代表、株式会社ERC代表取締役。著書に『IFRSの会計――「国際会計基準」の潮流を読む』(光文社新書)、『税金逃れの衝撃――国家を蝕む脱法者たち』(講談社現代新書)がある。