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女子アナ宮崎宣子の「ドツボ脱出」キャバクラに行く彼氏が許せない

芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2021.01.16 16:00 最終更新日:2021.01.16 16:00

女子アナ宮崎宣子の「ドツボ脱出」キャバクラに行く彼氏が許せない

 

【宮崎さん、助けて!】

 

 彼氏がキャバクラに行くのが許せません。お付き合いがあることも知っていますが、行かない人は行かないじゃないですか。宮崎さんはキャバクラに行く人をどう思いますか?

 

【お答えしましょう】

 

 質問者さんのお気持ちはわかりますが、私は、彼の性格によると思います。キャバクラに行こうがどこに行こうが、心配になるタイプの人と、どこに行っても心配しないでいい人がいますから。

 

 

 彼氏がキャバクラに行ってイヤっていう気持ちがあるのは、彼のことを本当に好きなんだと思います。たしかに、たくさんの綺麗な女性に囲まれて不安になるのもわかります。ですが、キャバクラ好きと、単なる接待とではまったく違うことも理解しておいてください。

 

 もしよかったら、一度キャバクラに行ってみてはいかがでしょうか?

 

 実は、私は何度も何度もキャバクラに勧誘されてきました(笑)。ある日、もう日テレで仕事しているのに、「いまいくらで働いてるの? ウチなら倍払うよ〜」って言われ、「六本木で月500万ですが、本当に倍払ってくれます?」って言い返したことがありました。

 

 当時の私は、まだ若くて怖いもの知らずでした。その後、仕事の待ち時間に何気なく男性スタッフさんに「ココに勧誘されたんですよ」と伝えたら、「あ、ここ、俺が指名してる子がいるところじゃん。1回行ってみる?」と言われ、思わず「はい!」と答えました。

 

 そして、フリーアナウンサーの友達と3人で行ってみました。入社5年目くらいだったかと思います。

 

 お店には、綺麗な女の人がたくさんいましたが、皆さん、本当に話上手で、どちらかというと女友達のように話してくれました。何人かの女の子が入れ替わり立ち替わりやってきて、楽しいことや日頃の出来事をうまく拾って盛り上げてくれ、たしかに気分はよかったです。

 

 私たちはフルーツ盛り、梅干し、アセロラドリンク、ポッキーを頼み、その後、ナンバー1の女の子を指名してみました。私より年上のお姉さんで、たしかに綺麗でしたが、それよりも、品のよさ、話の面白さ、時間を忘れるほどのテンションのバランスがすごく巧みで、このままずっと私の話を聞いてほしいと思える感じでした。

 

 私は女なので下心もありませんでしたが、男性だったら「居心地がいい。もっと会いたい」になるのかなと思いました。でも、「なるほど、こんなものなんだ」と思えたのがいちばんの収穫でした。

 

 この居心地のよさだけでキャバクラにハマってしまう人なら、通うのはやめておいた方がいいと思います。でも、多くの男性は、キャバクラに行ったからといって、そこまで心配ないような気がします。

 

 私たちの隣の席の方は、明らかに接待で、盛り上げるのに必死でした。女の子が話して、接待相手が機嫌よくなっている間に休んでいる様子でした。

 

 トイレ待ちでそのサラリーマンの方と一緒になり、「よく来るんですか?」って聞いたら、「来てますが、正直、早く帰りたいです。ただ、ココに来ると上司の説教が収まるし、機嫌よくなって、次の日から仕事が楽になるんです。付き合いっていうか、仕事みたいなもんですよ」と笑っていました。

 

 その男性はトイレで寝てしまったようで、しばらくしてスタッフさんが探していました。少し前の話なので、このような接待も今では減ったと思いますが、明らかに興味ない人もいるんだと知りました。

 

 ということで、質問者さんへの答えとしては、日頃の彼の行動、他の女性への接し方や態度を見て、「この人はどこへ行っても大丈夫かも?」と思ったら、そこまで怒らなくていいのかもしれません。逆に「楽しかった? よかったね」と言ってあげたほうが、彼もよりあなたを大事に思うことでしょう。

 

 でも、もし信用できなくて、彼が浮気しそうだと思うのなら、そもそも彼との付き合いを考え直した方がいいかもしれません。心配しなくちゃいけない人は、今後も大変です。

 

 キャバクラにかかわらずですが、男の人は、他の女性と接することはたくさんあります。そのなかで、いかに相手を信頼し、尊敬できるかが大事なわけですから・・・。

 

 どんな女性と一緒にいても、裏切らない人は裏切りません。私の尊敬する男性は、大学時代の彼女と結婚したかったけれど、親に反対されてしまいました。就職して海外勤務になり、海外から3年間、毎日毎日、一度も欠かさず手紙を送り続けて、日本に帰国した日に彼女の実家でプロポーズして結婚したそうです。

 

 その後も、どんな会食でも午後9時には終わり、家に帰って、お風呂に入り、寝る前に奥さんとお茶を飲みながら、その日に何があったかを話すのが楽しいそうで、そんな生活をずーっと続けていました。

 

 
 奥さんをいちばん愛し、奥さん以外の人を恋愛相手と思ったことはないそうです。会社も大きくなり、経営者としても素晴らしいですが、なにより、その家族を大事にする姿勢が、本当にかっこいいと思っていました。

 

 もちろん、女性側も素敵でなくてはこんな人に出会えないかもしれませんが、相手を尊敬し、思いやり、最優先していれば、あとはシンプルに自分がなにを選択すべきか見えてくるように思います。

 

 社会で揉まれることの多い男性には、癒しが必要だそうです。もちろん女性も同じですが、男性はコミュニケーション能力が女性より長けていないぶん、ストレスが溜まりやすい。

 

 そのストレス発散の大きな解消方法が「お酒と女性」だと聞いたことがあります。だから、キャバクラはストレスを解消してくれる場所としてピッタリということになります。「お疲れさまでした。お仕事大変でしたね」って優しく言われるだけで、癒されるんだと思います。

 

 一方女性はというと、ストレス解消法は「夜景とスイーツ」と聞きました(笑)。さらにもう一つ、「韓流ドラマ」という意見も。寝る前に少し韓流ドラマを見ることで、その日が幸せに終われるそうです。

 

 私の母も言ってました。「隣に旦那が寝てて、ハーッとため息が出るけど、韓流ドラマを見ていると救われて、また頑張ろうって思える」と・・・(笑)。

 

 お互いに癒されるポイントが違うだけで、キャバクラと韓流ドラマは同じ存在なのかもしれません。

 

宮崎宣子(みやざきのぶこ)
 宮崎県宮崎市出身。早稲田大学卒業後、日本テレビアナウンサー。現在はフリーアナとして活動しつつ、実業家としてオーガニックハーブ販売中

 

※宮崎アナへの人生相談はインスタグラム@miyazaki_nobukoで募集しています

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