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永島優美 女子アナYouTube時代に820万再生の圧倒的No.1!BTSダンスのきっかけは軽部アナの無茶振りだった

芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2022.01.22 06:00 最終更新日:2022.01.22 06:00

永島優美 女子アナYouTube時代に820万再生の圧倒的No.1!BTSダンスのきっかけは軽部アナの無茶振りだった

歌詞を口ずさみながらキレッキレのダンスのポーズをしてくれた永島アナ。ダンス動画は日本のみならず、海外でも多く視聴されている

 

 視聴者を奪い合うライバル関係と考えられてきたテレビ局と「YouTube」ーー。ところが、昨年あたりから “異変” が起きている。いまや、民放各局がこぞって人気女子アナを “公式動画” として登場させているのだ。

 

 そんなテレビ局の公式動画で、いちばんバズっているのが「BTSのDynamite踊ってみた【永島優美の元気が出るダンス】」だ。

 

 

 韓国出身の世界的音楽グループ「BTS(防弾少年団)」の大ヒット曲『Dynamite』を、フジテレビの永島優美アナウンサー(30)がフルバージョンでダンスカバーした、この動画。2020年12月29日に公開され、現在は再生回数820万回超えの大ヒットとなっている。

 

 2021年3月まで『めざましテレビ』のメインキャスターを担当し、現在は『めざまし8』のメインキャスターである永島アナに話を聞いた。

 

「ちょうどBTSの『Dynamite』のサビの部分をまねする『踊ってみた動画』が、世間で流行り始めたときでした。その話題を『めざましテレビ』でも紹介したら、軽部(真一)さんが『年末までに永島アナも踊れるようになっていますから』とアドリブを入れてきたんです。そこで、私も『今から練習始めないと間に合わないですね』と応えてしまいまして……。

 

 軽部さんは軽いノリだったのに、真に受けてしまうのが私の悪い癖なんです(笑)。それから1カ月は社内でもジャージ姿でいることが多いぐらい、猛特訓しました」」

 

 永島アナのダンス動画には番組がYouTubeで発信したい「テーマ」がこめられているという。このダンス動画や出演者への「100の質問」シリーズをプロデュースした『めざましテレビ』チーフプロデューサー・高橋龍平氏(43)は、こう話す。

 

「『めざましテレビ』は情報を多く伝えなければならない番組なので、どうしてもアナウンサーのキャラクターや素顔を浸透させるのは二の次になってしまいます。

 

 番組として、永島アナの個性をどう伝えていくか考えたとき、以前に番組企画で踊ってもらったダンスが本格的だったことを思い出しました。

 

 2020年4月に起ち上げた番組の公式YouTubeチャンネルで初めに “創作ダンス” を踊ってもらったところ、200万回再生を超えてバズった、という手ごたえもありました。

 

 こうした動画を通して、今まで『めざまし〜』を観ていないターゲットの方にも、永島アナの魅力が伝わっていくのは地上波の番組にもプラスになると思ったんです」

 

 フジテレビ本社周辺のお台場をロケ地に、何度もカットが変わる永島アナのダンス。動画を観ると、映像制作のプロの技術が存分に発揮されているように思うが、高橋氏は「うちの動画は手作りにこだわっていますよ」と笑う。じつは、スタッフ数人が竿につけたスマホ1台だけで、この動画を撮影したのだという。

 

 撮影側の工夫もさることながら、出演者である永島アナにも隠れた努力があった。

 

「ほかの『踊ってみた動画』などを観て、一人で練習したのですが、フルで踊るとなるとそれだけでは難しくて、2回だけダンスレッスンを受けました。

 

 でも、それ以外は自宅で毎日1時間以上、踊り込みましたね。BTSが公開している動画を観て、表情と動きを研究したり。画面を通した見え方が大事なので、ティッシュ箱を積んで高さを調整して、セルフでスマホ撮影をしてみたり(笑)。

 

 体が勝手に動くぐらいまでダンスを落とし込まないと、自然な笑顔では踊れないタイプなんです」

 

 高橋氏も、再生回数の爆発的な伸びの一因が永島アナの笑顔にあったと分析している。

 

「BTSの曲と彼女の笑顔、そして撮影日の快晴も相まって、クオリティの高い映像になりました。だからこそ、何度もリピートして観てもらえているのだと思います」

 

 小学生からダンスを始め、高校時代はチアリーディング部に所属するなど、永島アナは長年、踊りに親しんできた。

 

「嬉しかったのは、この動画を観て『元気をもらいました』というコメントをたくさんいただいたことです。じつは私は小さいころ、すごく人見知りで、母が少しでも人前に出て友達ができるようにと、嫌がる私をダンス教室に連れて行ってくれたんです。

 

 だから今回、両親が本当に喜んでいまして、父(元サッカー日本代表・永島昭浩氏)は動画に寄せられたコメントを読んで号泣していました(笑)」

 

 フジテレビはアナウンサー出演の公式動画をさらに増やしていくという。山崎夕貴アナ(34)がプロジェクトリーダーに就任し、企画、制作していく、YouTubeチャンネル「【公式】フジテレビアナウンサーch.」も開設した。

 

「時間帯的に『めざまし8』を観ることが難しい方にも『YouTube観ました』と、声をかけていただくこともあり、番組に注目していただけるきっかけになっているのは素直に嬉しいです。私自身もおもしろいなと思って、他局のアナウンサーの方々のYouTubeもチェックしています。

 

 次に何がやりたいかですか? 番組が変わって、もうダンスはないと思っていたのですが、『めざまし8』の女性出演者5人で『NiziU』を踊っちゃいましたから。『おふくろの味を作ってみた』とかどうでしょう? 料理は少し、失敗しそうですが……(笑)」

 

( 週刊FLASH 2022年2月1日号 )

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