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人気の作品は3カ月待ち…絵や文字を砂で描くカラーサンドアートで女性の自立を支えたい/女子アナ日下千帆の「美女は友達」
芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2022.09.01 16:00 最終更新日:2022.09.01 16:00
透明のグラスのなかにカラフルな砂を使って絵や文字を描いていくカラーサンドアートをご存知ですか? 名前を入れてプレゼントにしたり、企業のロゴを入れてノベルティに使われるなど、最近、人気を集めているそうです。
今回ご紹介する美女は、一般社団法人カラーサンドアーティスト協会代表理事の山本真奈さんです。
福岡県福岡市出身。女手一つで育ててくれたお母さまのすすめで、高校卒業後、看護師の資格を取得。耳鼻科7年、内科1年を経て、検診車で企業を2年ほど周り、現場で必要とされるベテラン看護師に。
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しかし、ご自身がメニエール病を発症し、転職を考えるようになりました。
2013年、そんな山本さんに転機が訪れました。お店を開く友人へのプレゼントを探していたとき、「他人と違うギフト」というキーワードで検索して、偶然、カラーサンドアートを発見、一目惚れしたのです。
「仕事のあとにカラーサンドアートのお店に通い、『ここで働かせてください』とお願いしました。最初は『そんなに市場が大きくないので』と断られましたが、『私が大きくしてみせます』と言い続け、2カ月後、無事に転職できました」
山本さんは、カラーサンドアートを世に出すため、一人で精力的に営業活動を続けました。デパートの催事を企画するうち、生命保険会社のノベルティとして採用されるなど、予想以上の成果をあげていきました。
「経営者のお客さまから注文を受けることが多いですね。お祝いのお花は、水やりの手間が大変だったり、数日で枯れてしまったりしますが、カラーサンドアートなら長期間、美しいまま楽しんでいただけます。記念日の思い出をそのまま残せるのです。また、夜のお店での需要や、“推し” の誕生日のプレゼントに注文される方も多いです」
2018年、カラーサンドアーティスト協会を設立。現在、全国で約200人のアーティストが活躍し、人気アーティストの作品は、3カ月待ちになっているそうです。
目のつけどころのよさと努力の甲斐あって、順調にやりたいことを実現した山本さんですが、一方でプライベートはかなり波乱万丈でした。
3人のお子さんを育てるシングルマザーですが、女性関係や借金問題など、結婚生活は苦労の連続でした。2021年、泥沼の争いの末、親権を勝ち取って離婚が成立。長年我慢を続けた山本さんが、離婚を決意したのは、2020年8月のコロナ感染でした。
「味覚がなくなり、肺炎を起こして入院するほどの症状が出ているにもかかわらず、子供の世話をお願いすると、『なんで俺が行かなきゃいけんとよ』と無責任な言葉が返ってきました。お陰で気持ちが一気に冷めて、離婚を決意できました」
退院後は、世の中にこの経験を伝えようと、精力的にテレビやラジオに出演、講演活動にも力を入れています。
今後は、カラーサンドアートを通じて女性の自立支援に尽力していきたいという山本さん。想いと覚悟があれば何でもできると、自らの経験をもって証明してくれています。
■運気を上げるための思考3カ条
(1)どんなに今がつらくても、その経験は必ず大切な宝になる
(2)ネガティブな発言によいことはない
(3)また逢いたい! と思われる自分になろう
●日下千帆(くさかちほ)
1968年、東京都生まれ。1991年、テレビ朝日に入社。アナウンサーとして『ANNニュース』『OH!エルくらぶ』『邦子がタッチ』など報道からバラエティまで全ジャンルの番組を担当。1997年退社し、フリーアナウンサーのほか、企業・大学の研修講師として活躍。東京タクシーセンターで外国人旅客英語接遇研修を担当するほか、supercareer.jpで個人向け講座も
( SmartFLASH )