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オダギリジョー 代役発表直前に「男気打ち上げ10時間」“恩返し”の香川照之と「欲望をコントロール」対談の過去も

芸能・女子アナ 投稿日:2022.09.27 06:00FLASH編集部

オダギリジョー 代役発表直前に「男気打ち上げ10時間」“恩返し”の香川照之と「欲望をコントロール」対談の過去も

タクシーから降り、打ち上げ会場を目指すオダギリ(左)と、『オリバーな犬』主演の池松

 

セクハラ報道後は、現場も共演者も動揺を隠せませんでした。初回放送が迫っていて、ただでさえスケジュールがタイトななかで、劇中の重要な役柄を演じる“悪役”が降板ですから。現場は殺伐とした雰囲気でした」(TBS関係者)

 

 降って湧いた「週刊新潮」での香川照之(56)の銀座ホステスへの性加害報道。出演CMの多くが放送取りやめになるなか、冒頭の関係者が話すように、日曜劇場『アトムの童』(TBS系)からの香川降板が9月8日に発表された。

 

 

 10月スタートにもかかわらず、突如メインキャストを失った日曜劇場の制作陣が白羽の矢を立てたのは、オダギリジョー(46)だった。

 

「オダギリさんは2006年公開の映画『ゆれる』で香川さんと共演した、プライベートでも親しい仲。『香川さんに恩返ししたい』という思いによる“男気登板”ですよ」(芸能記者)

 

 2006年に発売された香川の著書『日本魅録』(キネマ旬報社)には、オダギリとの対談が収録されている。当時、禁酒していた香川を見習っていると告白したオダギリは「自分の中にルールを作って、律しながら生きていくわけですからね」「いかに欲望をコントロールしていくか。そこが分かれ目になる」と、語っていた。しかしその16年後、こんな皮肉な事態が起こるとは……。

 

 そんなオダギリを東京都内で発見したのは、“代役発表”直前、9月某日のこと。1台のタクシーから池松壮亮(32)と降りてきた彼は、会員制バーへと入っていった。その後も、永瀬正敏(56)、川島鈴遥(20)やスタッフなどが続々と同じ店へ。オダギリが企画・脚本などを務めるNHKドラマ『オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ』の続編の打ち上げのようだ。

 

「クールなイメージが強いオダギリさんですが、じつは共演者とのコミュニケーションを大事に考えています。特に“自分の作品”では、演者のプライベートでの仲のよさなども考慮して、配役や登場シーンを細かく組み立てるなど、『面倒見がいい』と評判なんですよ」(芸能事務所関係者)

 

 放送初回から松田龍平(39)、松田翔太(37)兄弟がサプライズ出演するなど、豪華俳優陣が“チョイ役”で登場する『オリバーな犬』。さながら、“オダギリ一派”のような人望の厚さが窺える。

 

「夕方から始まった打ち上げはかなり盛り上がり、オダギリさんは深夜まで10時間ほど飲んでいたそうです。ドラマへの思いが強かったのでしょうが、驚きです(苦笑)」(同前)

 

 酒で仕事を失う男がいれば、酒で仕事をねぎらう男がいたーー。

( 週刊FLASH 2022年10月11日号 )

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