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総額12億円「ウマ娘御殿」建設中も…サイバーエージェント藤田晋社長に「挨拶なしの傲慢工事」近隣が怒り

芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2022.10.25 06:00 最終更新日:2022.10.25 06:00

総額12億円「ウマ娘御殿」建設中も…サイバーエージェント藤田晋社長に「挨拶なしの傲慢工事」近隣が怒り

2020年、「プロレスリング・ノア」を買収した藤田氏(写真・アフロ)

 

「こんなに広い敷地での工事なのに、挨拶ひとつないんです。工事業者が来て、工程表を置いていっただけ。いまだに、どなたがここに住むのか知らされていません」

 

 そう困惑するのは、神奈川県葉山町の住民の一人だ。

 

 葉山といえば、相模湾を望む、県を代表する観光地。御用邸があることでも有名だ。

 

 

 その住宅街の一角を占める広大な更地で、2022年5月から突如、建設工事が始まった。現場の看板には「葉山F邸 新築工事」と記されている。敷地面積は、なんと2729平方m(826坪)にも及ぶ。

 

「ここは以前、自動車部品工場の寮や住宅があった場所でした。その寮が壊され、周辺の家も買われて、しばらくだだっ広い空き地だったんです。複数の会社が、土地を転売しているという噂もありました。それがある日、急に工事が始まったんです」(同前)

 

 町内会でも話題になったと、別の住民は話す。

 

「『いったい何ができるんだ? マンションなどが建設されると困る』という声が、町内会で上がりました。そこで町内会長が工事業者に要望し、住民説明会が開かれたんです。我々としては、この地域は風致地区で高さ制限があるため、マンションなどを建てないよう求めました。業者は『あくまで個人宅です』と言うので、一応みんな安心しましたが、誰が住むのかについては、『個人情報だから明かせない』の一点張り。やはり不安は拭えません」

 

 じつはこの土地を購入したのは、IT業界の雄・サイバーエージェント社長藤田晋氏(49)だ。不動産登記簿を確認すると、驚くべきことに抵当権は設定されておらず、現金で一括購入したとみられる。地元の不動産業者が話す。

 

「この一帯は、坪単価約120万円。コロナ禍で地価が上昇したので、土地だけで10億円近くになりますね。土地に見合う上物を建てるなら2億円はするはずなので、合計12億円くらいかかるでしょう」

 

 サイバーエージェントというと、同社の子会社が開発した、競馬を少女キャラクターにより擬人化したゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」が大ヒットし、2021年10月には連結決算で売り上げが過去最高額を更新。同年、「ウマ娘」は推定1295億円の売り上げで、この額は国内モバイルゲームのなかでダントツだ。また、テーマソング『うまぴょい伝説』は、SNS上を席巻し、楽天イーグルスの選手たちがこの曲に乗ってダンスパフォーマンスを披露するなど、社会現象にもなっている。

 

 また、藤田氏は「フォーブス」誌の「日本長者番付’21」で33位となり、2000億円近くの資産を保有する。はたして藤田氏は住民たちの不安を認識しているのか。同社に質問状を送ると、次のような回答が届いた。

 

「プライベートなことのため回答は差し控えさせていただきます。近隣の皆様とよい関係を築きたいと(本人は)申しております」(同社広報部)

 

 レースも近隣関係もスタートが重要だ。

( 週刊FLASH 2022年11月8日号 )

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