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祭り囃子のあとは背徳めし「ふるさと祭り東京」は “危険” がいっぱい!/女子アナ横井弘海の「エンタメ時間」

芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2023.01.14 16:00 最終更新日:2023.01.14 16:00

祭り囃子のあとは背徳めし「ふるさと祭り東京」は “危険” がいっぱい!/女子アナ横井弘海の「エンタメ時間」

新潟県魚沼の玉川酒造さん

 

 3年ぶりに「ふるさと祭り東京―日本のまつり・故郷の味―」が帰ってきました。1月22日まで東京ドームで開催。今回のテーマは「ニッポン再始動!!」です。

 

 2009年に始まったこのイベント、毎回10日間で40万人以上を動員します。見て、食べて、飲んで、参加して、とにかく楽しい、おいしいがつまっています。

 

 

 会場に入ると、まず聞こえてくるのが、にぎやかな祭り囃子。ところ狭しと小さなブースが軒を連ねる壮観な景色を、東京ドームの上の方から見下ろして、さぁどこから行こうか、と心ウキウキです。

 

 会場を簡単にご案内しましょう。

 

「お祭りひろば」と「ふるさとステージ」では、交互ににぎやかなパフォーマンスが夜まで繰り広げられます。

 

 全国各地から集まる伝統の祭りは、見どころのひとつ。東北からは、勇壮な山車を豪快に曳き回す「青森ねぶた祭」(青森県青森市)、荘厳な「ヤーヤドー」のかけ声とともに、武者絵が描かれた山車を曳いて練り歩く「弘前ねぷたまつり」(青森県弘前市)、46個の提灯がついた重さ50kgの竿燈を自在に操る妙技を見せる「秋田竿燈まつり」(秋田県秋田市)など、夏の東北のにぎわいを東京で堪能できます。

 

 人気が高い「高知よさこい祭り」(高知県高知市)や「沖縄全島エイサーまつり」(沖縄県沖縄市)など、各地の祭りが日替わりで会場を盛り上げます。

 

 故郷の味も多彩です。

 

 まず「全国ご当地どんぶり選手権」は、今回12回めの開催。来場者が食べ比べ(1杯700円)、美味しいと思ったどんぶりに投票。14どんぶりが「No.1 ご当地どんぶり」の座を狙います。

 

 ウィズ・コロナに配慮してのことでしょう、支払いは電子決済のみになりました。

 

「瀬戸内お宝たこ天丼」(広島県)、「北海道バターのローストビーフ丼~雲丹のせ~」(北海道)など、ネーミングといい、見た目といい、どんぶりをかきこむ人たちの食べっぷりといい、どれも食べてみたい欲求にかられます。

 

 2回グランプリを受賞したどんぶりは「殿堂入り」して「殿丼」に認定され、投票対象から除外されますが、過去に「殿丼」となった4どんぶりのうち、「八戸銀サバトロづけ丼」(青森県八戸市)と「のどぐろ丼」(島根県出雲市)は出店しています。絶品どんぶりを味わう絶好の機会ですね。

 

 2020年に好評を博した「“ちょこ” っと呑みつま横丁」もリニューアルして開催されています。

 

 おちょこをストラップにつけた「ストラップおちょこ」を先に購入し、参加店舗自慢の日本酒とレンゲにのった小さなおつまみを楽しむという趣向。

 

「のどぐろ日本海」(島根県)が出す日本海の冬の味覚「のどぐろの天ぷら」とフルーティな吟醸純米酒「出雲富士」は最高にマッチ。「八戸前沖サバ県外PRショップごっつり」(青森県)では、「沖サバの燻製」をアテに有名な「田酒」や「豊盃」が楽しめます。

 

 酒蔵からの出店は「新潟魚沼の地酒 玉川酒造」(新潟県)の「十八代玉風味」ほか、なかなか都内ではお目にかかれないお酒もあり、小さなおちょこですが、このコーナーを通り抜ける頃には、かなりほろ酔い気分になりそうです。

 

 新企画の「魅惑のご当地背徳めし」のコーナーも、かなり危険です(笑)。ハイカロリーやデカ盛りなど、全国各地にある、つい食べたくなってしまう罪深いグルメが集合。

 

「日本たまごかけごはん研究所」が贈る「夢の卵丼キャビア乗せ」(東京都)は、ウニ、イクラ、キャビア、そして卵がのっていました。まずいわけがありませんが、ハイカロリーなのも間違いなし。

 

 お腹がかなり膨れてきましたが、「天ぷらさとう」の「イカづくし天丼」(佐賀県)も、「明日から気をつけるから」と自分に言い訳をして、ペロリといただきました。

 

「駿河・富士盛り丼(静岡県)」「神戸牛100%ボロネーゼ HAIOTKIU PIZZA」(兵庫県)「鹿児島肉祭りハンバーグ丼」(鹿児島県)など、がっつり系が好みの方にも十分ご満足いただけそう。このコーナーはエコに配慮して、器まで “食べられる器” なのもポイントです。

 

 そして、「ご当地スイーツマルシェ」は絶対に素通りできません。今回は「ふるさとプリンフェス」をテーマにご当地プリンが大集合しています。

 

 まずは、その場でクレープを焼いていた「サンタチューボー!」(北海道)の「パリパリクレープ、自家製焼きプリン」にトライ。北海道産ソフトクリームと自家製焼きプリンをメガホン型にして、焼きたてのクレープに入れてくれるのですが、さすが北海道! というボリュームと濃厚な美味しさに感動しきり。 

 

 ふと隣を見れば、国際大会で優勝した自家製ジェラートショップ「マルガージェラート」(石川県能都町)や、蒸し立て、包み立てイチゴ大福の「名代いちご大福『吉家』」(奈良県)も出店しているではないですか。プリンも好きですが、他のスイーツも欲しくて仕方ありません。

 

 出店されている食べ物のジャンルは、肉、魚・海鮮、ご飯もの、麺、パン、鍋・汁物、スイーツ、お菓子、アルコール、ソフトドリンクなど、豊かな日本の食文化を象徴するよう。全国のご当地グルメが集まる「にぎわい市」だけでも、300を超えるおいしいものが集まっています。

 

 まったくもって “危険” きわまりないイベントですが、日ごろのストレスを忘れて、祭りに酔い、美味しいものを食べられるって幸せですね。

横井弘海

東京都出身。慶應義塾大学法学部卒業後、テレビ東京パーソナリティ室(現アナウンス室)所属を経てフリー。アナウンサー時代に培った経験を活かし、アスリートや企業人、外交官などのインタビュー、司会、講演、執筆活動を続ける。旅行好きで、訪問国は70カ国以上。著書に『大使夫人』(朝日新聞社)

( SmartFLASH )

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