芸能・女子アナ
梅干もショウガも氷の上に…進化が止まらない「かき氷」この夏、食べ逃さないで!/女子アナ横井弘海の「エンタメ時間」
芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2023.08.10 10:00 最終更新日:2023.08.10 10:00
かき氷の進化が止まりません。もはや、かき氷とひと言で片づけられないほど、年々、多種多様になっています。
天然氷がふわふわなのに感動したのは、そんなに昔のことではなかったように思いますが、今やふわふわ氷は当たり前。お店それぞれの特徴をいかしたかき氷も増えています。野菜スイーツ店のかき氷、果物店のかき氷、レストランやパティスリーのかき氷……。
器のなかのかき氷の構成も、複雑になっています。ひとつのかき氷を美味しく食べ続けるための「味変」できる工夫や「追いシロップ」がつけられているものも少なくありません。
さらに食事系、おつまみ系、変わり種かき氷も登場し、幻想的なものや芸術的なものも増えていますから、もちろんインスタ映えはバッチリ。
予約を取る店も取らない店もありますが、人気店はとにかく予約が取りにくく、また営業日が限られている店もあります。予約制でなければ並ぶしかありません。
【関連記事:シャオレイ、お誕生日おめでとう!やっぱりパンダには癒される/女子アナ横井弘海の「エンタメ時間」】
まだまだ厳しい暑さが続きそうですから、この夏おススメのかき氷を、友人でアスリートの花奈江ちゃんに聞くことにしました。「私はゴーラー(かき氷マニア)ではない」とご本人は強く否定しますが、私の周りで最強のかき氷好きです。
「私は地元で運動後、糖分・水分補給のために食べるとか、地方のマラソン大会に行ったとき、事前にかき氷を食べられるところがないか調べて、せっかくだから食べに行く感じ。
ネットで調べるのも好きで、いろいろと創意工夫されたかき氷を食べるのが面白いの。行きたいかき氷屋さん、気になるかき氷屋さんはたくさんあります」
夏に限らず、東京に限らず、ありとあらゆるかき氷にチャレンジしている健康志向のかき氷マニア・花奈江ちゃんは、やはり強い味方。一緒に訪れたのは、東京・銀座にある「銀座のジンジャー 本店」です。
生姜とスパイスで作るシロップを中心に、柚子やレモン、いちごなどをブレンドした、カラフルな生姜シロップ店。予約を取ってくれた花奈江ちゃんも、かき氷用に開発されたミルクジンジャーシロップは、初めての体験です。
花奈江ちゃんは「マンゴーパッションティーバナーヌ」。私は、特製苺のコンフィチュールやエスプーマをトッピングしたかき氷。
ジンジャーはからだを温めるといいますが、かき氷で体が温まるなんて……と、やや疑いつつ食べてみると……ふわふわの氷にジンジャーの味が食欲を誘い、元気が出る美味しさです。こめかみが痛くなるような冷たさはまったくありません。2人とも笑顔で、あっという間に完食しました。
ところで、銀座ジンジャーには、食事系かき氷「氷deマルゲリータ」というメニューもありました。
前菜のような一品とのことで、構成は、トマト、スイートバジル、レモンジンジャージュレ、生粒コショウにカマンベールチーズとオリーブオイルにトマトポタージュクリーム。美味しそうではありますが、今回は先を急ぎましょう。
続いて訪れたのは、東京駅前の東京ミッドタウン八重洲にある「かき氷コレクション・バトン」。期日限定で人気かき氷店が出店するのですが、いまはかき氷コレクション・バトンのプロデューサー・小池隆介氏の理想とするかき氷店「東京八重洲堂」が営業中です。
東京駅の真前という立地のよさもあるのか、常に行列ができています。行列にはビジネスマンのグループもいました。夕方には子供に大人気のレインボーをはじめ、多くのかき氷が売り切れでした。
私は、お茶好きの大人を唸らせるという極上抹茶あずき、攻める花奈江ちゃんは、おつまみ系の梅干し氷を迷うことなくチョイス!
抹茶あずきは大人の味とかで、甘いミルクを追加してもらいました。ふっくら煮た小豆が美味しくて、大満足。
一方の、梅干し氷! 氷に南高梅、ぶぶあられ、かつお節。そこに、シソ焼酎「鍛高譚」を小さなスプーンでかけながらいただくという、なんともオツなおつまみ氷の世界。いや、これもイケますねー。
すごいな、日本のかき氷!
暦の上では立秋を過ぎましたが、猛暑はまだしばらくおさまらないはず。まだまだかき氷は楽しめるでしょう。毎年のひどい猛暑も、かき氷に限ってはよい影響を与えているのかも、なんて思うお店めぐりでした。
【花奈江ちゃん、おすすめのかき氷】
■第1位:松代産杏子パッションカスタードブリュレ/POLKA DOT CAFE(長野)
カルピスエスプーマ・黒糖胡麻・パッションフルーツ・カスタードシロップ・杏仁シロップ・和三盆クリームブリュレに、パッションフルーツのブリュレとエディブルフラワーを添えて。ぜひ、長野市まで食べに行きたい!
■第2位:ルバーブのかき氷/イタリア料理アイユート(横浜)
■第3位:チョコミント/Muffin & Bowls cafe CUPS(町田)
■第4位:ゴマ好きのためのかき氷/めがね庵屋根裏部屋(町田)
■第5位:パティスリーのかき氷「アンサンブル」/パティスリーエチエンヌ本店(川崎)
■番外:上野の「厨くろぎ」
私個人のおすすめです。極上かき氷を求めて行列を作っている人が、午前10時前に毎日20人はいます。うだるような暑さを我慢したら、かき氷もさらに美味しさを増すと思って、ぜひ並んで食べてみてください。
※人気店のかき氷は季節により使用するフルーツなどの中身が変わることも多いので、その点、承知おきください。
東京都出身。慶應義塾大学法学部卒業後、テレビ東京パーソナリティ室(現アナウンス室)所属を経てフリー。アナウンサー時代に培った経験を活かし、アスリートや企業人、外交官などのインタビュー、司会、講演、執筆活動を続ける。旅行好きで、訪問国は70カ国以上。著書に『大使夫人』(朝日新聞社)
( SmartFLASH )