芸能・女子アナ
「視聴する気が失せました」着服発覚の『24時間テレビ』テーマ変更に総ツッコミ
芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2024.06.21 16:26 最終更新日:2024.06.21 22:46
6月20日に放送された『ZIP!』(日本テレビ系)で、同局の水卜(みうら)麻美アナウンサーが『24時間テレビ』の寄付金着服問題について謝罪した。
この事件は、2023年11月に発覚。日テレの系列局である日本海テレビ(鳥取県)の男性幹部社員が、8年間にわたり、1000万円以上を着服し、そこには『24時間テレビ』の寄付金、264万円が含まれていた。
水卜アナは「みなさまからの信頼を裏切ってしまう行為です。あらためて心よりお詫びいたします」と述べ、『ZIP!』のあとの『DayDay.』にも続けて出演。「1年で信頼回復できるというものではないと思いますから、これからも努力を続けて参りたいと思います」と、何度も頭を下げた。
【関連記事:『24時間テレビ』寄付金264万円ネコババで問われる存在意義…ヤラセ疑惑、高額ギャラ、旧ジャニ癒着、過重労働の醜聞まみれ】
しかしながら放送後、Xでは多くの批判の声があがってしまった。
《水卜アナの好感度を尻拭いに使うのか…》
《24時間テレビの件なんで水卜ちゃんが謝るの?涙目になって可哀想 日テレの社長が謝りなさいよ》
《管理職になったからこんな謝罪迄しなくちゃいけないの?水卜ちゃん見てたら涙出てきちゃった。もっと偉い24時間テレビのプロデューサーとか出てくれば良いのに》
しかし、ことはこれだけにはとどまらなかった。
水卜アナが謝罪をした同じ日に、1978年の番組開始当時から使われていた『24時間テレビ』のテーマ「愛は地球を救う」が、「愛は地球を救うのか?」に変更されることが発表された。
新テーマには、チャリティの本質を見つめ直す“決意”が込められているといい、同局のホームページで総合プロデューサー・吉無田剛氏は《正直、まだ多くの方の理解を戴けているとは思っていません。一度、揺らいでしまった信頼はすぐには取り戻すことはできないと感じています。ただ一方で、これまで番組に携わってきた多くの出演者・スタッフが、心からの善意で、全力でチャリティーに取り組んできたことも事実で、支援を待っている方が全国にいることも事実です。これまで続けてきたチャリティー自体を否定したくはないですし、続けることでしか信頼を回復することはできない…。そんな思いで、今、ようやくスタートラインに立つことができました。》と発表している。
今回の『24時間テレビ』のテーマの変更に、Xではさまざまな声が集まっている。
《テーマを疑問系にしてしまっていて既に視聴する気が失せました》
《10年後くらいには「愛だけじゃ地球は救えない」になってそう》
《「愛」の方に責任押し付けてきて草》
信頼を回復したい日本テレビの想いとは裏腹に、道のりはまだまだ遠そうだ。
( SmartFLASH )