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タレントは世を忍ぶ仮の姿「カンニング竹山」の芸人魂

芸能・女子アナ 投稿日:2017.12.11 20:00FLASH編集部

タレントは世を忍ぶ仮の姿「カンニング竹山」の芸人魂

 

 芸人の有吉弘行とカンニング竹山が、12月3日放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)に出演した。

 

 番組で有吉が、「竹山さんライブやってんじゃん。いわゆるスタンドアップコメディみたいな。すごいなと思ったよ。10年目で初めて見に行ったけど」と発言すると、竹山は「びっくりしたけどな。お前がいきなり来たから」と応じていた。

 

 ここで話題にのぼったライブとは、竹山が毎年行う『放送禁止』と名付けられた単独公演のこと。

 

 有吉が竹山に、「楽しそうにやってたよ。楽しいんだろうなって。大変だろうけどね。竹山さんがずっと1人で、お話しをして笑いをとって。見てたら、いまの(テレビの)仕事のスタンスは嫌だろうなって。本当は喋りたい人だから。ただただバカにされて、脂汗かいてるのはしんどいんだろうなって(笑)」と、冗談混じりに語りかける。

 

 竹山は「いまテレビで、ああいうことできない。そういう番組がないから。内容も(過激だし)ね」と返していた。

 

 有吉が、本当は竹山はリアクション芸ではなく、ワイドショーの司会のような仕事がしたいのではないかと指摘すると、竹山は「嫌じゃないよ、いまの仕事。ただ、やっぱり年1回のあのライブがあるから、1年テレビをやれますよね。あれがなかったらキツかったかもしれない」と明かしていた。

 

 竹山は、単独ライブ終了翌日の2017年9月25日、『たまむすび』(TBSラジオ系)でも、このライブについて発言している。

 

「『竹山って芸人やめたんだろ?』って世間の人はみんな言うわけ。テレビだけを見てる人は『テレビタレントだろう? 面白くもないくせに』って。そしたらライブを見に来いと。ライブで芸人をバリバリやっていますと」

 

 今年のライブも竹山は27日間、夜10時から朝5時まで稽古し、本番に臨んだという。内容の口外は一切禁止で、「お金を払って来てくれた人たちだけの思い出になれば」と、今年からはライブのDVD化もやめたという。

 

「(ライブの)エンディングで言ったんです。『また明日から、世を忍ぶタレントという仮の姿に戻ります』って。だから、どうしても1年に1回は(単独ライブを)絶対にやらないといけない。芸人・竹山を見せなきゃいけないのが『放送禁止』なんです」

 

 単独ライブを始めて10年を迎えたという竹山。芸人・竹山の真の姿は、このライブにあるのだ。

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