フジ・宮司愛海アナにTBS“同期アナ”も援護射撃「傷ついている仲間」「真摯に公表して」発言に相次ぐ称賛

 

　1月17日、フジテレビの宮司愛海（まなみ）アナが、メインキャスターを務める夕方のニュース番組『Live News　イット！』（同局系）に生出演。番組ではこの日、同社の港浩一社長が開いた緊急会見について取り上げたが、その際の宮司アナの発言が、話題を呼んでいる。

 

「港社長の会見は午後3時からおこなわれ、『イット！』では午後5時50分以降に、この話題が取り上げられました。ともに番組メインキャスターを務める青井実さんから意見を求められた宮司アナは、『一連の問題の、この大元、根本にいったい何があったのかということを、しっかりと第三者の目を入れて調べてもらう、そして会社が生まれ変わる一歩にするべきだ、という風に私は感じています。信じてくださっていた視聴者のみなさまに対する、あるべき姿勢だとも思います』と、フジテレビの姿勢にコメントしました。

 

　また『一連の報道をめぐって、意図しない目を向けられて、傷ついている仲間が多くいます。とてもつらくて、自分たちで説明もできないといった、とてももどかしい状況に置かれています』と、当事者としての心境を明かし、さらに『今回の会見は社員を含めて、全面的に公開はされませんでしたけれども、会社に対してはもちろん、調査はもちろんですけれど、社員に対する説明もしっかりと真摯におこなって、それを真摯に公表してほしい』と述べたんです」（スポーツ紙記者）

 

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　この放送後、X上には《権利や圧力に屈しないで勇気を持って正論を語る宮司愛海アナは素晴らしいですね》《フジテレビ社長会見よりも宮司アナの言葉の方がしっかりしてる気がする》《宮司アナが声を震わせながらも意見を述べた姿勢は、困難な状況下で勇気ある行動として称賛に値します》と、彼女の番組内での発言を支持する声が続出している。

 

「宮司アナのコメントに反応したのは、一般の視聴者だけではありませんでした。この日の夜に放送されたTBS系の報道番組『news23』でも、メインキャスターを務める上村彩子アナウンサーが宮司アナの『真摯に公表してほしい』とのコメントを紹介したのです。

 

　そのうえで、上村アナは『文春オンライン』が1月15日に報じた、フジテレビアナウンサーの“接待被害”の告白について言及し、『もし社員に何かしら被害があった場合でも、この状態で、調査に対して声をあげるのは難しいのではないかなと思います』と、宮司アナを援護するようなコメントをしていました」（前出・スポーツ紙記者）

 

　今回、局を超えて宮司アナにエールを送った上村アナは、宮司アナと同じ2015年入社の“同期”だ。

 

「宮司アナは、2024年11月に自身のポッドキャスト番組で、アナウンサー同士の交流について語っています。そのなかで『プライベートで交流のある他局のアナウンサー』を問われると『同期なんですけど、スポーツ担当してた時期がかぶってて。よく現場で会って、なおかついま、報道をやってる』と共通点をあげたうえで、上村アナとの仲を打ち明けていました。『お互いの番組が変わったときとか、おりおりでご飯に行きますね』と、プライベートでも継続的に交流しているそうです」（芸能記者）

 

　フジテレビ社員が、番組を通じて非難の声をあげる事態。港社長は、どう受け止めるのか。

( SmartFLASH )