元TBS人気女子アナ、退社翌日に出演した番組にファンのガッカリ続出“男性の体臭”炎上女子アナが登場した過去も

 

　3月12日、TBSの宇内梨沙アナウンサーが同局を退社した。

 

　宇内アナは、神奈川県横須賀市出身。慶應義塾大学文学部卒業後、2014年にTBSに入社した。『NEWS23』、『報道特集』などのスポーツコーナーや『アッコにおまかせ！』のアシスタントなどを務めたほか、TBSラジオの平日ワイド番組『アフター6ジャンクション2』の木曜パートナーを長らく務めており、同番組内で、2025年3月での退社を発表した。

 

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「アナウンサーとしての活動のほかにも、2020年には宇内アナのゲーム実況に特化したようなYouTubeチャンネルをTBSが開設するなど、『ゲーマー』としての人気もありました。

 

　ただ、退社発表後にはすぐさま『アフター6ジャンクション2』のパートナーを外れたり、ゲーム実況のYouTubeチャンネルでの宇内アナの登場回数が極端に減ったりと、TBSも迅速に“世代交代”を進めていた印象です。

 

　宇内アナは、退社の理由について『自分の生活をもっと大切にしたいという率直な思い』とラジオで明かしていました。プライベートでは、2023年12月に2歳年下の外資系銀行員と結婚しています」（芸能記者）

 

「自分の生活を大切にしたい」と語った彼女とあって、退社後、しばらくはゆっくりと過ごすと思われたが、“初仕事”はかなり早かった。

 

　退社翌日の3月13日、YouTubeで運営されるインターネット番組『ReHacQ-リハック-』に出演し、大きな話題になった。

 

『ReHacQ』は、元テレビ東京プロデューサーの高橋弘樹氏が運営する動画メディアで、チャンネル登録者数138万人を誇る。

 

　この日の番組は、当初MCを予定していた高橋氏が急遽、欠席となったため、ゲーム実況で人気を博しているYouTuberの「ドズル」がピンチヒッターとしてMCを務めた。

 

　番組で宇内アナは、TBS時代のハードワークなどについて言及。当時の“昼夜逆転生活”について振り返った。

 

　夜のスポーツニュース担当が長かった宇内アナとあって、TBSに出社するのは夕方ごろ。しかし仕事はそれだけでなく、「練習から（取材に）行くと、朝8時とかに球場に行くんですよ。夜12時に放送が終わって、1時から2時に帰って、普通に朝3時に寝て、6時起きとかけっこう、連日、続いていました」と過酷なスケジュールだったことを告白。

 

　また、オリンピックイヤーにはありとあらゆる競技の取材に行くため「選手の本拠地が地方のこともありますから、その場合は朝5時台、6時台の飛行機に乗って、日帰りで夜の放送までに戻ってくるとか」と、これまたハードな生活ぶりだったことを話した。

 

　かなり赤裸々な告白をした宇内アナだが、思わぬ反発も起きている。Xでは《宇内さん好きだったから、退社後のメディア初出演がリハックなのがっかりすぎる》、《リハック出るんだ…なんかそれはちょっとどうなの…》、《リハックはダメだって…。》と、退社後すぐに出演したのが『ReHacQ』だったことに、落胆したファンの声が相次いでいる。

 

　こうした背景について、政治担当記者が話す。

 

「多くの登録者数を抱える『ReHacQ』ですが、同メディアの人気を作ったといっても過言ではないのは、元広島県安芸高田市長の石丸伸二氏の積極的な出演でしょう。市長時代に市議会と激しく対立していたころから、石丸氏を動画に登場させ、主張を流していました。

 

　しかし、石丸氏に糾弾されていた市議が亡くなったり、その夫人が自死したりしたことが明らかになっても、『ReHacQ』として石丸氏に意見を聞こうとすることなく、レギュラー出演者のように動画に登場させていることで、大きな批判を浴びているのです。

 

　また先日も、日本維新の会の増山誠兵庫県議が同番組に出演し、非公開でおこなわれた百条委員会の音声データをN国党の立花孝志党首に渡したことを告白したことが、話題になりました。その後も、音声データ流出の件で日本維新の会を離れた増山氏らの3人の新会派結成を“宣伝”するような配信をおこない、疑問の声があがっています」

 

　このように、政治系のコンテンツを多く配信している『ReHacQ』だが、過去にも“話題の女子アナ”の独占インタビューを公開したことがあった。

 

「2024年8月、自身のXで男性の体臭について苦言を呈し、大炎上したフリーアナウンサーの川口ゆりさんも、炎上後初のメディア出演がこの番組だったんです。8月17日の生配信で、川口さんは現状について『無職です』と告白し、『2日で6kgやせた』といった告白をしていました」（前出・芸能記者）

 

　宇内アナのファンも、“炎上商法”のように思われるのは、本意ではなかったのかもしれない。