2月21日、俳優の大杉漣さんが急性心不全のため66歳で亡くなり、芸能界に激震が走った。
多くの同業者から慕われていたようで、様々な芸能人たちがその死を悼むコメントをしている。
お笑い芸人の明石家さんまは、24日放送の『ヤングタウン土曜日』(MBS放送)にてこう語っていた。
「大杉漣さんが突然亡くなられたんで、おれもかなりショックを受けてるんですけど。みんなに優しくて、役者さんにもモテたしね。嫌いな人はいなかったな」
『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)でレギュラーとして共演していたナインティナインの岡村隆史も「突然のことで、ホンマに信じられないような気持ちですが、ご冥福をお祈りします」と追悼していた。
大杉が出演していた映画の監督であるビートたけしについて、ふたりで話すことがたびたびあったという。
岡村が「たけしさんが書いた『アナログ』っていう本に、サインいただいたんです」と話したところ、次の週に大杉が「僕も『アナログ』にサインもらったんだよ」といったやり取りもあったとか。
岡村は「僕らみたいな若い人間でも、同じように目線下げていただいて、気をつかっていただいて、本当にありがたかった」と語っていた。
多方面から惜しまれる、人徳あふれるエピソードだった。