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阿川佐和子MCの日テレ特番、携帯電話9100万台の位置情報解析も「どこから取得したの」 と物議…恐怖感じる視聴者も

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記事投稿日:2025.08.27 21:39 最終更新日:2025.08.27 23:12
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
阿川佐和子MCの日テレ特番、携帯電話9100万台の位置情報解析も「どこから取得したの」 と物議…恐怖感じる視聴者も

MCを務めた阿川佐和子

 

 8月26日、バラエティ番組『日本ダ・ダ・ダ大移動』(日本テレビ系)が放送された。「この夏休み中、日本人はどこへ行ったのか?」と題して、47都道府県の県外からの観光客が、前年比でどれほど伸びたかを上昇率でランキング化した企画がオンエアされた。しかし、その内容が物議を醸してしまった。

 

「同番組は、MCを満島真之介さん、阿川佐和子さんが務めました。好奇心旺盛な2人が初めてタッグを組み、有名な観光地から、あまり知られていない穴場まで、さまざまな日本のスポットを紹介し、クイズ形式でランキングを発表しました」(テレビ局関係者)

 

 スタジオには、日本テレビの水卜麻美アナウンサーや、芸人の山里亮太、タレントの石原良純など豪華メンバーが登場し、予想合戦を繰り広げた。しかし、今回、その番組のコンセプトに疑念が集まったようだ。

 

「番組が位置情報のデータを調査するにあたり、NTTドコモが全面協力しました。国内携帯電話約9100万台の位置情報データを分析し、その結果を元にランキング化したのです。ただ、その位置情報の取得方法について、SNSでは疑問の声が寄せられました」(前出・テレビ局関係者)

 

 

 実際、放送が開始されると、Xには疑問を持った視聴者が続出。

 

《「携帯電話9100万台の位置情報で解析」って怖》

 

《すごい気持ち悪い。なんでテレビ局が位置情報わかるの?》

 

《その位置情報どこから取得したの!?》

 

“位置情報を取得する” という前代未聞の企画に、恐怖すら覚えたようだ。

 

「番組では、冒頭に調査方法の詳細を説明しています。いつ、どこに、何人いるかがリアルタイムでわかる “モバイル空間統計” というシステムを使ったといい、今回はそのビッグデータを提供してもらったようです。

 

 スタジオには、ドコモの担当者も同席していて、プライバシーについては守られていることも説明。ふだんは防災計画や大手企業のマーケティングに使用されるもので、個人情報は特定されないように加工されているそうです」(同)

 

安全性のあるデータ収集だったものの、耳慣れない言葉に世間は一時騒然となった。ここ最近、日本テレビの不祥事が相次いでいる背景も相まって、番組の企画に敏感に反応した視聴者が多かったのだろうと、前出のテレビ局関係者が指摘する。

 

「2023年11月には、系列の日本海テレビの幹部が『24時間テレビ』の寄付金など約1100万円を着服していたことが発覚。

 

 2024年1月には、前年に放送されたドラマ『セクシー田中さん』の脚本をめぐり、原作者の芦原妃名子さんと脚本家が対立。 その後、芦原さんが自死するという痛ましい騒動がありました。

 

 さらに2025年4月には、バラエティー番組『月曜から夜ふかし』の3月放送分で、街頭インタビュー内容に捏造疑惑が発覚するなど、問題が絶えません。

 

 日本テレビに対する信頼が低迷しているなか、今回の聞き慣れない位置情報企画が放送されたことで、視聴者もドキッとしてしまったのでしょう。

 

 また、そもそもビッグデータの活用についても、プライバシーの保護は当然として、どこまで信用できるのか。いまだに不信感が拭えていない利用者は多いはず。あまりに露骨な企画に、拒否反応が出てしまったのでしょう」

 

 不気味さを感じるのは仕方がないかーー。

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