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misonoとNosukeの「精巣ガン闘病記」抗ガン剤の副作用は…
芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2019.04.29 06:00 最終更新日:2019.04.29 11:05
人間だれしも、ガンになるリスクを抱えている。「備えあれば憂いなし」とはいうものの、闘病経験のない者にとっては、未知の恐怖がある。
そこで、精巣ガンと闘病中のHighsidEのドラマー・Nosuke(29)と、妻でタレント・歌手のmisono(34)を訪ね、気になる「治療内容」「性機能への影響」「その後の生活」について聞いた。
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「Nosukeの病気を完治させるためなら、ウチはなんでもしたい」(misono)
Nosukeは、misonoとの入籍直後の2018年11月に、精巣ガンと判明、左睾丸を摘出した。3月末までは、腹部に転移した胚細胞腫瘍のため、抗ガン剤治療をおこなってきた。発覚までの経緯をmisonoが語る。
「Nosukeの体調不良が続き、2018年の11月上旬に病院に行ったとき、15センチの腫瘍が胃の下に見つかりました。ガンが転移したもので、大きすぎて切除できないため、抗ガン剤で小さくしていこう、ということになったのです」
当時の心境を、当事者のNosukeはこう振り返る。
「『10万人に1人の珍しいガンで、若いから進行も速い』と、医師にはっきり告知されました。『あ、俺、死ぬかもしれないんだ』と思いましたね」
死を意識した2人だが、実際の闘病生活は違った。
「とにかく、Nosukeがなんでも楽しむというか、明るく前向きに振る舞っているので、私も前向きでいられるんです。ツラいこともすべて、笑いに変えてくれるんです」(misono)
「じつは、ここ数年でいちばん体調がいいんです。ガンというと『死』に直結するイメージだったのですが、驚いています。規則正しく、健康的な生活を送っているからでしょうか」(Nosuke)
酒もたばこもやめ、3食きちんと摂って、デザートまで食べている様子に、misonoも驚いている。気になる抗ガン剤治療の内容を聞いた。
「医師には『進行は速いが、じつは精巣ガンは治りやすい病気』とも言われました。僕の場合は、全4回の抗ガン剤投与。入院して集中的に抗ガン剤を投与して、時期を置いてまた投与の繰り返しです。
一度の入院で、3種類の抗ガン剤と、それを薄める生理食塩水を点滴しています。1日あたり、投与は8時間から9時間続き、1回の投与で1週間入院、1週間通院という感じ。投薬して、経過を見て、また投薬するという繰り返しですね」(Nosuke)
副作用はどうなのだろうか。
「全身の毛は抜けました。副作用で気持ち悪くなると聞いていましたが、飲んで悪酔いしたときに比べると、たいしたことないです(笑)。
僕の場合は痛さもほぼなかったですが、手足の末端にしびれがあり、投与後は、ペットボトルを自力で開けることができませんでした。また血豆が治った直後のように、指先が何かに触れると、すごく痛いんです」